ヤマハ発動機は2003年の出荷計画を発表した。それによると二輪車はアジアでの大幅な伸びを見込むことから、全体で20.7%増の277万台を販売する計画だ。
ヤマハ発動機の合弁会社のヤマハモーター台湾は2日、日本向けスクーター『ジョグ』のラインオフを行い、量産を開始したと発表した。価格は14万円で、ホンダの中国製スクーター(9万4800円)には価格面で一歩及ばなかった。
ベトナム政府は日本時間の5日夕方、日系二輪メーカー3社に対し、二輪車部品輸入枠の追加措置を伝えた。メーカー3社はこれを受け入れ、ホンダとヤマハ発動機は停止中の現地工場を近く再開する見通しだ。
ヤマハ発動機とヤンマー農機は10日、農薬散布などに使われる産業用無人ヘリコプター事業で提携すると発表した。ヤマハとヤンマーグループは舟艇事業で相互供給関係を結んでおり協力関係をさらに拡大することになる。
ヤマハ発動機は9日、電動2輪車『パッソル』を11月から地域限定で先行販売を開始すると発表した。リチウムイオンバッテリーでモーターを駆動し排ガスをゼロ化した。都市生活を楽しむアクティブな若い女性をメインターゲットに新たな2輪市場の創出を狙う。
ヤマハ発動機は、2003年3月期の中間決算の連結及び単独の業績予想を上方修正した。国内の郵便配達用のバイクやアジア地区や欧州の二輪車販売が好調に推移しているため。上方修正で、売上高、営業利益、経常利益は過去最高を更新する見込み。
ヤマハ発動機は、18日からドイツで開催される「インターモト ミュンヘン2002」に2003年欧州向けニューモデルの『YZF-R6』を発表展示する。
ヤマハ発動機は、4ストビジネスバイクのヤマハ『タウンメイトT90D』と、同モデルをベースにした新聞配達業務用モデル『T90N』の一部仕様変更して、2002年モデルとして24日から発売する。燃料タンクを若干拡大などが変更点で、価格は据え置き。
ヤマハ発動機は、台湾で生産する125ccエンジンのスクーターに燃料噴射装置を装着することを明らかにした。
ヤマハ発動機は26日、電動ハイブリッド自転車『パススマイル』に若い女性に人気のカラーを採用した『パススマイルUカジュアル』を追加すると発表した。発売は7月15日から。
ヤマハ発動機は24日「環境活動報告書2002」を発行した。それによると01年度の環境対応コストは全社で47億8000万円と前年度にくらべ7億円減少した。経済効果は1億円増加し2億1000万円となった。
ヤマハ発動機はインド、パキスタンの情勢が悪化していることに伴って、現地に派遣している駐在員に帰国指示を出したことを明らかにした。
ヤマハ発動機は25日、2輪車用部品や2輪車の製造工程で使用している有害物質、六価クロムの使用を全廃すると発表した。環境負荷の低い三価クロムへの代替などにより、2005年までに2000年比で80%削減し、2008年までには全廃する。