企業の9月中間決算発表がピークを迎えている。日産が営業黒字最高の4011億円を計上、マツダは今期の最終利益を前年比2倍増、ヤマハ発動機も最終経常益710億円を見込むなど三菱自動車を除く大手自動車メーカーが好調だ。
ヤマハ発動機が発表した2003年9月中間期の連結決算によると、売上高は前年同期比0.8%増の5300億円と微増だったが、当期純利益が同67.1%増の192億円の過去最高となり、大幅増益を確保した。
『B PLUS』はどのような経緯で商品化に至ったものなのだろうか。「ヤマハの『パス』は実績のある電動アシスト自転車だが、市場では“主婦向け”というイメージがあったようで、ヤマハはそれを払拭したかったのかもしれない」と説明するのは株式会社タカラ・グループ戦略事業本部の上西宏治グループ事業開発室担当課長。
電気自動車『Qカー』が好評のタカラは、ヤマハとの共同開発による電動アシスト自転車『B PLUS』を発表した。ヤマハ『パス』のメカニズムを利用したもので、「可愛さ」と「かっこよさ」を両立したデザインで子供にも大人にも楽しい乗り物だという。
ヤマハ発動機とタカラは、電動ハイブリッド自転車『BPLUS』を共同開発したと発表した。
ヤマハ発動機では「ジ・アート・オブ・エンジニアリング」をテーマにブースを構成し、「さながらミュージアムで作品を鑑賞するような」演出。既存のモーターサイクル概念から飛躍し、「21世紀のパーソナルビークル」としてあるべき姿を提案している。
高齢者の外出を促進する「シニアカー」はさまざまなメーカーから発売されているが、最近はファッション性などさまざまな付加価値を備えたものが増えてきた。それだけ普通であたりまえの商品になってきたということで喜ばしい傾向だ。
ヤマハ発動機は、単独の2003年9月中間期の業績予想の上方修正を発表した。業績見通しの修正は、売上高が従来予想より3.4%増の2636億円、経常利益が当初予想の3.6倍の72億円、当期純利益が予想の40%増の14億円となる見通し。
ヤマハ発動機は14日、50ccスクーターの新製品『BJ』(BJ YL50)を、24日から発売する、と発表した。高い基本性能を備えながらも、10万5000円という手頃な価格を設定した。生産は台湾の生産拠点「ヤマハモーター台湾」で行う。
ヤマハ発動機は、アメリカンスポーツバイクの『XVS400Cドラッグスター・クラシック』の一部仕様を変更した2004年モデルを設定、10月24日から発売すると発表した。新たに騒音規制対応のマフラーを採用。イモビライザー(盗難防止装置)を標準装備した。
ヤマハ発動機は25日、舟艇事業部門の3次元造形技術を生かした大型構造物向けの型製造事業を10月からスタートする、と発表した。社内の技術を外販し同事業部門の新たな収益源として育成する。
ヤマハ発動機は18日、世界最大級の300馬力を発生する、船外機の新製品『Z300』『VZ300』の2機種を発売する、と発表した。今秋から、北米などで発売する。2ストロークでありながら、4ストロークなみの環境性能を備えたという。
ヤマハ発動機は、原付1種スクーター『BA50(ギア)』にブラックボディの期間限定販売モデルを設定し、25日から発売すると発表した。2004年1月までの期間限定。
ヤマハ発動機は10日、16日から開催される2輪車ショー「ミラノショー」に、中型スクーター『TMAX』の2004年モデルなど新型車3機種を出展する、と発表した。
ヤマハ発動機は5日、ロシアに初めて駐在事務所を開設する、と発表した。現地市場調査などの活動を行い、2輪車などの製品を、ロシアで本格販売する体制を準備する。駐在事務所はモスクワ市に開設、6日から業務を開始する。