三菱『i』(アイ)は超低燃費と超低排出ガスの両立とともに、人々のマインドとライフスタイルに豊かさと楽しさを与える「限られた寸法のなかでいかに広い室内空間を実現するか?」を提案するコンセプトカーである。
三菱自動車ブースのメイン展示はコンセプトカーの『i』と『SE・RO』(セロ)。特にSE・ROは世界初披露であり、三菱ブースでは最も注目を集めるであろう。
『i』と並んで新開発の軽プラットフォームを活用して作られたコンセプトモデルが、ワンボックスの『SE-RO』(セロ)だ。名前の由来はSecret Room(秘密の部屋)。少年時代の思い出にある“秘密基地”をイメージし、その中で自分だけの時間を過ごすという、プライベート空間の提供がメインテーマだ。
三菱自動車は現在、次世代軽自動車のプラットフォームを鋭意開発中だ。新プラットフォームはアンダーフロアミッドシップレイアウトで、2560mmという1.5リットルクラス並みのロングホイールベースを持つのが特徴だ。『i』は、そのプラットフォームを最大限に活用することを主眼に作られたコンセプトカーである。
『CZ2カブリオレ』は、三菱自動車が2001年の東京モーターショーに出品したスタイリッシュなベーシックカーのコンセプトモデル『CZ』を2ドアオープンボディ化したものだ。リアに向かってウェストラインがダイナミックにキックアップするワンモーションフォルムは2ドアオープンによくマッチしており、ブランニューに見える。
2.0リットルターボのハイパワーオープンスポーツ・コンセプト『ターマックスパイダー』に、新しいドライブコンピュータが装備された。GPSによって走行コースを表示、ラリーで使用されるナビゲーター用コンピュータのように、コーナーのきつさやその後の直線の長さなどをドライバーに伝達する。
三菱自動車は2004年ダカール・ラリー、通称“パリダカ”では4連覇、通算9度目の総合優勝をねらう。ドライバーは増岡浩ら4人。
三菱自動車はWRCに、04年に復帰する。セカンドカーのドライバーとしてクリスチャン・ソルベルグ(25歳、フィンランド)の起用を発表した。
三菱自動車は9日、東京品川の本社で記者会見を開催、三菱自動車グループのモータースポーツ活動、チーム体制再構築、そしてWRC=世界ラリー選手権復帰、パリ〜ダカールラリー参戦などについて報告した。
三菱自動車工業は9日、主力11車種にお買い得車を設定する販売拡大キャンペーン「いいこと、いっぱい三菱とことん感謝祭」を、10日から12月21日まで開催する、と発表した。『コルト』や『グランディス』に、オーディオやカーナビを標準装備し、お買い得価格を設定した。
三菱自動車と三菱自動車販売協会、ラリーアートは、2004年春にイタリア北部で開催する予定のクロスカントリーラリー「イタリアン・バハ2004」で、増岡浩選手が出場する「パジェロ・エボリューション」のメンテナンスを担当するメカニックとして、三菱のディーラーのサービスメカニックから5人を派遣する。
三菱自動車工業は8日、コンパクトカー『コルト』を一部改良し、18日から発売する、と発表した。同時に、特別仕様車「DVDナビエディション」を設定し8日から発売した。
三菱自動車では、アメリカでの企業活動の指導者としてフィンバー・オネイル氏を迎えた。このオネイル氏が着手しようとしているのが、保証期間の延長だ。内容は、ベーシックな保証を5年に、パワートレインなどについては10年にする、というもの。
日産自動車が反落。ゴーン社長が「円高は今期の経営目標に影響しない」と発言したが、円相場が再び1ドル=110円台に上昇したことで売りに押される形となった。
三菱自動車工業は、ダイムラークライスラー、現代自動車と共同開発するワールドエンジンの生産拠点としてパワートレイン製作所滋賀工場を選定したと発表した。初期投資額は100億円を超える見込み。