投資格付け会社の格付投資情報センター(R&I)は、三菱自動車の長期優先債務の格付けを引き下げる方向で見直すと発表した。2004年3月期連結決算見通しを下方修正するなど、業績が悪化しているのが主因。
三菱自動車が出品した『SE・RO』(セロ)と『i』(アイ)、2台のコンセプトカー。iの車体は小型車枠だが、いずれも軽自動車向けに開発中のミッドシップエンジン/後輪駆動「MRプラットフォーム」を用いている。
買い戻しが入り、全体相場は3日ぶりに反発。自動車株はほぼ全面安となった。トヨタ自動車、ホンダが続落し、前日赤字決算を発表した三菱自動車工業は6円安の226円と続落した。全面安の中、日産自動車は14円高の1259円と反発した。
米国株安、円高を嫌気し、全体相場は大幅続落。1ドル=108円台に円高が進行したことを受け、自動車株も全面安となった。
三菱自動車の2003年度上半期(4-9月)の北米での販売台数は、前の年の同じ時期にくらべ15%減の15万台に減少した。販売金融子会社での与信の厳格化など、利益の出る販売へと、販売の改善を図ったことによるもの。
三菱自動車工業が11日に発表した2003年度9月中間期連結決算は、全世界売上台数が減少し、売上高は前の年の同じ時期に比べ25.5%減の1兆2068億円になった。損益は、北米販売金融会社の貸倒れ損失を一括計上した結果、最終損益が802億円の赤字になった。
三菱自動車工業が発表した2003年9月中間期の単独決算によると、売上高は前年同期比29.3%減の6717億9600万円、営業損益が18億8300万円の赤字となり、営業赤字に転落した。
三菱自動車工業は11日、2003年度の連結決算見通しを下方修正した。米国販売金融子会社の貸倒引当て金の計上などにより、最終損益が110億円の赤字になる。
商品事業統括、商品企画・プログラム推進本部商品企画1部の光浦明子さんによると、『コルト』1周年記念車では特に、本来の開発コンセプトであった女性をターゲットに、洋服を選ぶようなカジュアル感覚でクルマを購入できることをアピールしたいという。
三菱自動車工業は11日、小型乗用車『コルト』の発売1周年を記念して、特別仕様車「コルト ファーストアニバーサリーエディション」を発売した。12月末までの期間・台数限定販売とする。
『ランサー・エボリューション』人気で沸く三菱ラリーアート。米国仕様はAYC、ADC未装着で5MTのランエボに、「RS」バージョンが登場。パワーウインド、リアウイングなどを省略して約70kgを軽量化。
日本自動車販売協会連合会が7日発表した、乗用車車名別販売ランキング(登録車)によると、三菱自動車は、ベスト30に1台もランクインさせることができなかった。
10月の普通トラックの販売台数は、前年同月比69.4%増の7230台となり、13カ月連続で前年を上回った。東京都などのディーゼル排ガス規制の影響で、トラックの代替えが進み、大幅な増加となった。
三菱自動車工業が、燃料電池車『FCV』の公道走行試験に必要とされる国土交通大臣認定をの先月末に取得したことを明らかにした。きょうの産経が「週内に発表する」との注釈付きで、経済面で報じている。
三菱自動車工業は、『グランディス』ベースの燃料電池車を開発し、国土交通省から公道走行許可(大臣認定)を30日づけで取得した。今後、一般路の実走行試験に入り、耐久性や安全性などのデータを収集する。