ルノーで今年大ブレイクしたスペイン人ドライバー、フェルナンド・アロンソが2005年、ミハエル・シューマッハの後継者としてフェラーリ入りすることが決定したとの報道が流れた。
日産自動車とルノーは1日、共同購買組織「ルノー・日産パーチェシングオーガニゼーション(RNPO)」による共同購買を拡大する、と発表した。現在の年間購買総額に占める比率43%(年間215億米ドル)から、70%(330億米ドル)へと拡大する。
残り2戦でいよいよ大詰めを迎えた2003年チャンピオンシップ。チームメイト同士がタイトル争いを繰り広げていたウィリアムズも、ラルフ・シューマッハが脱落。1ポイントを争う接近戦に、チームオーダーが出ることは避けられないと見られている。しかしFIAのマックス・モズレー会長が改めてFIAのチームオーダーに関する立場を明確にし、この動きを牽制した。
ルノーは2004年のサードドライバーとして25歳のフランス人ドライバー、フランク・モンタニーを獲得したことを発表した。今シーズン、ルノーのテストに参加したモンタニーは学習能力の速さとテクニカルのフィードバックに優れた点が評価されて昇格することになった。
ハンガリーGPで史上最年少のグランプリ勝者となり、一躍脚光を浴びるルノーのフェルナンド・アロンソがタイヤ騒動についてコメント。騒動の発端となったクレームを提出したフェラーリを非難した。フェラーリを『悪い敗者の見本のよう』と批判している。
ルノー・ジャポンは1日、小型車『ルーテシア』のエンジン・コントロール・コンピューターに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。2000年6月から2002年7月に生産され、日本で販売された840台が対象。
フランスのルノーは、9日のメディアデイから始まるドイツ、フランクフルト・モーターショーに『ビバップ』コンセプトを出展する。比較的コンパクトな5ドアハッチバック・ボディをもち、車高を上げたSUVとスポーティなルノースポールの2仕様を展示する。
ルノー・ジャポンは25日、『トゥインゴ』の電子制御クラッチに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。95年2月から2000年2月までに生産された3314台が対象。
3週間の夏休み明けに開催されたハンガリーGP。マレーシアGPに続いてポールポジションを獲得したルノーのフェルナンド・アロンソがF1初勝利を飾った。F1史上最年少記録を塗り替える22歳26日でのグランプリウィナーとなった。シューマッハ72ポイント、モントーヤ71ポイント、ライコネン70ポイントと、チャンピオンシップの行方はますます混沌としてきた。
ルノージャポンは、コンパクトカーの『カングー』をマイナーチェンジして発表した。8月下旬から発売する。今回のマイナーチェンジでは、エンジン排気量を1.4リットルから1.6リットルにアップした。フロントマスクは、ルノーのデザイン・アイデンティティを採用した。
いよいよ佳境に入ってきたシーズンも残り5戦。ホッケンハイムで行われたドイツGPは、今季初ポールポジションからスタートしたウィリアムズのフアン・モントーヤが、モナコに次ぐ今季2勝目を飾った。ランキングトップのシューマッハは7位にとどまったものの、貴重な2ポイントを獲得した。
1:モントーヤ(ウィリアムズ)/2:クルサード(マクラーレン)/3:トゥルーリ(ルノー)/4:アロンソ(ルノー)/5:パニス(トヨタ)/6:ダマッタ(トヨタ)/7:M. シューマッハ(フェラーリ)/8:バトン(B・A・Rホンダ)/9:ビルヌーブ(B・A・Rホンダ)
ルノーが、24日発表した、上半期(1-6月期)決算は、営業利益は大きく減少したものの、日産からの持ち分法に基づく利益計上により、純利益は前年同期比で31%増益の11億7700万ユーロ(1600億円)となった。
フランスのルノーの2003年上半期(1-6月)の自動車販売台数が前年同期比4.5%減の122万4953台にとどまった。主力の欧州市場での需要が低迷しているため、販売面でも苦戦している。出資先の日産自動車が成長しているのと対照的だ。
23日、フランスのルノーはパリ都心のバスティーユに、デザイン部サテライトスタジオの「ルノー・デザイン・パリ」を開設した。パリ郊外ギアンクールのテクニカルセンターにあるデザイン本部を補佐し、文化の先端での情報収集とデザイン開発にあたる。