エンジンに関しては、多くが謎に包まれていて、ポルシェ関係者からも漠然とした情報しか得られなかった。しかし編集部では独自のソースから詳細を入手した。
写真からも分かるとおり、『カイエン』はポルシェの伝統であり自慢の『911』を意識してスタイリングされている。それはフロント回りを見るだけでもハッキリ分かる。
この破格な高級オフローダーがライバルとするのは、BMW『X5』の大排気量モデル、メルセデスベンツ『Mクラス』、それにリリースされたばかりのランドローバー『レンジローバー』や発表秒読みのフォルクスワーゲン『トゥアレグ』である。
ポルシェがいままでリリースしてきたクルマの中で、もっとも画期的で注目を浴びるであろう新しいV8オフローダー『カイエン』が堂々誕生した。もちろん、ポルシェが4ドアのロードゴーイングカーをリリースするのも今回が初めてである。
ポルシェ・ジャパンは、正規販売代理店のファミリーが新販売拠点ポルシェ・センター柏をオープン、今月9日から営業を開始すると発表した。ファミリーはポルシェセンター千葉を開設しており、2拠点目となる。
ポルシェの歴史でおそらくもっとも過激な、そしてもっとも大きな話題となるクルマがジュネーブで発表されたV8オフローダーの『カイエン』だ。ポルシェ市販車で初めての4ドアであり、やはり市販車では初めてオンロードスポーツ以外への挑戦だ。
ポルシェジャパンは『ボクスター』の特別限定車『ボクスター エクスクルーシブ』を発売した。50台の限定販売。スピード感のあるスピードイエローを採用、外装色を同色化した。価格は5MTが622万円、ティプトロSが682万円。
ポルシェ『911』と言えば長年生産が続けられているポルシェのシンボルのような存在。ところが911というネーミングがアメリカでは評判が悪い。もちろん、例のテロ事件、「9/11」を思い起こさせるからだ。
中央に通路、それをはさむように左右にスロープ状の展示ブースを展開したポルシェ。地元ドイツのメーカーは、ファンの期待に応えて展示台数も充分。それでも、一般公開がスタートすると、お目当てのクルマのシートにはなかなか座れない人気だった。