ヨーロッパではジュネーブモーターショーが盛り上がっているが、カスタムカーの祭典、東京オートサロン(1月14−16日)もヨーロッパ車ベースのカスタマイジング、チューニングで幕張メッセが盛り上がった。
フォルクスワーゲングループの高級車ブランドのベントレーは、4ドアのグランドツアラー『コンチネンタル・フライング・スパー』を発表した。1957年に同名で発売された車名の復活で、ベントレーの高級感を新たなものとした。
ベントレーは『アルナージ・ドロップヘッド・クーペ』を北米デビューさせた。「世界中のどんなクルマにも似ていない、ユニークなセグメント」といううたい文句通り、かつてこれほどの高級クーペのコンバーチブルというのを見たことがない。
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、オンライン整備予約システム「CORNES Pit Stop」を1日にスタートした。インターネットから24時間いつでも車検・定期点検などを簡単に予約でき、コーンズサービスセンターの入庫状況を一目で確認できる。
世界一の高級車を作る“プロジェクト・ジーコン”(Project Zircon)という計画が、イギリスで開始された。これは、イギリスの投資家から資金を募り、イギリスのウェールズ地方に建設される工場で、イギリス製エンジンを搭載した世界一の高級車を作る、という計画だ。
ベントレーモーターズは、新型コンチネンタルGTをジュネーブモーターショーで一般向けに初公開した。これまでプロトタイプは報道関係者のみに見せ、一般公開したのはデザインモデルだったが、ジュネーブでは最終フォルムの実車を一般公開日にも展示する。10月から納車を開始する。
ベントレーモータージャパンは、新型車『コンチネンタルGT』をジュネーブモーターショーに出品するとともに、日本での販売価格を発表した。現時点で、全世界で3000台を受注しており、日本では90台の予約を受けている。注目の日本での価格は1990万円。
1月31日の『コンチネンタルGT』プレビューに本国イギリスから来日したベントレーのリージョナル・マネージングディレクター(地域統括常務)、ジェフ・タウディングは、ベントレーが新生ブランドとして市場での競争に臨む決意をベントレー『コンチネンタルGT』にこめる。
1月31日に日本プレビューを果たしたベントレー『コンチネンタルGT』のエンジンは、グループ企業のフォルクスワーゲン(VW)が開発した6.0リットルW12エンジンだ。ただしイギリス、クルーにあるベントレーの開発本部でかなり手が加えられている。
チームベントレーは4日、2003年ルマン24時間耐久レースに参加する『スピード8』2号車のドライバーに、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートを起用すると発表した。ハーバートは昨年のルマンにアウディから参戦、2位入賞している。
ベントレーは3日、デトロイト・オートショー出品車を対象に行なわれた「アイズ・オン・デザイン」賞で、『コンチネンタルGT』が2部門を獲得した、と発表した。この賞は、今回はプロのデザイナーら40人が投票して決められた。選考委員の名誉委員長はイタリア、イタルデザインのファブリツィオ・ジウジアーロが務めた。
ベントレーブランドにおいて『アルナージ』の下に位置する『コンチネンタルGT』。価格は「2000万円を切る」とも、「3000万に届くかもしれない」とも言われる。現状では未定ながら、低めに設定されるという。
『コンチネンタルGT』のターゲットカスタマーは35〜45才。これは従来のベントレーユーザーの45−55才に対してかなり低い。ベントレーではコンチネンタルGTを幅広い顧客層を獲得する、市場拡大のためのクルマと位置付けている。
ベントレー『コンチネンタルGT』のデザインを担当したデザイナーは、イギリス赴任に際してジャガー『Eタイプ』を購入し、イギリス車は何たるかを十分理解したうえで、デザイン作業に取り掛かったという。
VWグループにはベントレーの他、ブガッティやランボルギーニなどの高級車メーカーが揃っている。その中でベントレーはどういう位置付けになるのか。アジア・中東担当のジェフ・ダウディング・マネージメントディレクターは強気の発言を行っている。