11日の日経平均株価は前日比608円14銭高の3万5049円86銭と大幅続伸。外国為替市場で円安・ドル高基調となったことを背景に、輸出関連株に買いが入り、33年11カ月ぶりに3万5000円台に到達した。
10日のニューヨークダウは170ドル高の3万7695ドルと反発。週内発表の米経済指標がインフレ鈍化を示すとの見方に、米主要企業の好決算期待が加わり、ハイテク株を中心に買いが先行する展開となった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日続伸。電気自動車(EV)のテスラは0.43%安。
外国為替市場では円相場が1ドル=145円台に軟化し、自動車株は全面高となった。