英国生まれのロイヤルエンフィールドは、1901年からモーターサイクルを作り続けてきた世界最古級の2輪ブランドである。
ロイヤルエンフィールド『コンチネンタルGT650』は、英国車が全盛期だった1960年代のスタイルと乗り味を現代に蘇らせたネオクラシックモデルである。クリップオンハンドルにロングタンクとレーシングシートなど、当時の流行をフィーチャーした姿が郷愁を誘う。
デパート・イベントは星の数ほどあれど、東京・日本橋三越の「三越英国展」は1965年から始まり、日本に異国の文化を運んだ別格の趣きがある。その英国展で、英国ハンドクラフトの名車、1901年創業の「ロイヤルエンフィールド」モーターサイクルが期間限定で販売されている。
インド企業のロイヤル・エンフィールドは、そもそもは英国で生まれの名門である。1901年に英国でバイク生産を開始し、名声を得るも、1970年に倒産。ただ、1954年にインドに現地工場で生産が続行され、1995年にボルボとの合弁でエーカーグループ傘下となった。