MIRAIの技術で水から水素をつくる、デンソー福島工場で水電解装置の稼働開始

水電解装置(デンソー福島工場での設置状況)
  • 水電解装置(デンソー福島工場での設置状況)
  • 水電解装置の内部構造
  • 水電解装置の構成
  • スタックの使い方:燃料電池(FC)と水電解

トヨタ自動車は、燃料電池自動車『MIRAI』のFCスタックなどを流用して、水から水素を製造する水電解装置を開発、3月よりデンソー福島工場にて稼働を開始する。

トヨタは2021年6月以降、福島県と共同で「福島発」の水素・技術を活用した新たな未来のまちづくりに向けた活動を進めている。この一環としてトヨタは、デンソーグループと連携して、工場におけるカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーとあわせて水素の利活用に取り組んでいる。今回、トヨタはMIRAIのFCスタックなどを流用して、水を電気分解して水素を製造する水電解装置を新たに開発。今後の普及促進に向けた技術実装の場として、3月にデンソー福島工場にて稼働を開始する。


《纐纈敏也@DAYS》

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