福岡北九州高速道路は、2012年度:福岡高速・北九州両高速の交通量速報を発表したが、福岡高速が前年度比3.8%、北九州高速が同じく0.5%と、両高速道路とも、僅かながら増加傾向であることが分かった。
両高速道路において、福岡高速は2006年度の16万9621台をピークに、燃料の高騰、その後のリーマンショックを受けて、2008年度には16万1378台にまで落ち込んだが、その後は徐々に回復し、特に2012年度の都市高速環状線が完成した効果もあり、ピークの2006年度を凌ぐ結果となった。
北九州高速も、ほぼ同様のプロセスをたどり、福岡高速に1年遅れた2009年に8万4124台と、ピークの2005年対比13%減まで落ち込んだが、その後徐々に回復し、特に2012年後半に実施した「チョイ乗り割引」(短区間料金を500円から200円に)もプラスに作用したものと考えられる。