スウェーデンのボルボは20日、日産ディーゼル工業に対して株式公開買い付け(TOB)を実施して、発行済みの全株を取得すると発表した。日産ディーゼルは同日の取締役会で、このTOBに賛同することを決議した。
日産自動車は23日、ボルボグループであるルノートラックS.A.Sへの、小型トラック『マキシティ』のOEM供給について、昨年2月に締結した基本合意書に基づいて最終的な合意に達したと発表した。
日産ディーゼル工業は、優先株式と普通株式のボルボ社(商用車)への異動が完了したと発表した。
日産ディーゼル工業は、同社の筆頭株主のボルボがみずほコーポレート銀行、日産自動車、りそな銀行、みずほ信託銀行と日産ディの優先株式を買収することで合意したと発表した。買収する優先株式は第I種、第II種、第IV種で、発行残高全額で345億円。
日産自動車は、同社が保有する日産ディーゼル工業株式会社の普通株式1821万1000株全てをボルボ(商用車)に売却すると発表した。
スウェーデンのボルボ社(商用車)は、日産ディーゼル工業を持分法適用会社にすると発表した。
日産ディーゼル工業は、28日付けで、ボルボグループのヨルマ・ハロネンCEO(最高経営責任者)代理を副会長に迎え入れたと発表した。
日産ディーゼルの仲村巌社長は11日、2007年3月期の見通しを発表し、その中で普通トラックのシェア20%超を目標に掲げた。
日産ディーゼル工業は、ボルボから非常勤の役員を迎え入れる人事を発表した。ボルボが日産ディの筆頭株主となったため。ボルボのヨルマ・ハロネン・エグゼクティブ副社長が日産ディーゼルの非常勤副会長に就任する。
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は21日、日産自動車、ボルボとの共同会見で日産とのビジネスについて触れ、「本年度上半期ベースの実績では、年間にして900億円ぐらい、全体の18%にとどまっている」と語った。
ボルボのレイフ・ヨハンソンCEOは21日、日産ディーゼル工業の株式取得に関する記者会見で、今回の狙いについて次のように語った。「日産ディーゼルとボルボグループの製品や地理的事業範囲は補完的関係にあり、協力していく可能性が広がった」
日産自動車は、保有する日産ディーゼル工業の株式約19%のうち、約13%をスウェーデンの大手トラックメーカー、ボルボに売却すると発表した。「春分の日」の祝日にもかかわらず、東京・銀座の日産本社には、大勢の報道陣が詰めかけた。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は21日の日産ディーゼル工業株の売却に関する記者会見で、「ABボルボと日産ディーゼルの協業が円滑に進んだ時、日産は喜んで残りの株式もボルボに売却する」と述べた。
日産自動車は21日、同社が保有する日産ディーゼル工業株式会社の株式19%のうち、13%をボルボ(商用車)に売却すると発表した。日産のカルロス・ゴーン社長とボルボのレイフ・ヨハンソン社長兼CEOは同日、東京で当契約書に調印した。
日産自動車は、保有する日産ディーゼル工業の株式(発行済み株式の約19%)の大半をスウェーデンの大手トラックメーカー、ボルボに売却するという。きょうの日経が1面トップ、朝日も1面準トップで報じている。