ホンダが7日に発表したミニバン、『エディックス』のコンセプトは“家族や友人、仲間とこれまでにない移動の喜びを共有する3×2(スリーバイツー)ミニバン”だ。
ホンダから7日に発表された新型ミニバンの『エディックス』。新車発表会の席上で早くも、この秋から欧州各国でも発売が始まることが公表された。
無限は、8日に発売されたホンダ『エディックス』用に各種無限パーツを開発し、12日より順次全国で発売する。
7月7日発表、8日発売のホンダ『エディックス』のシートは、前後列3席配置することから全、体的に小さめのシートに快適な座り心地を実現するため、成形シートを用いるなど座り心地を高める工夫がなされた。
ホンダ『エディックス』(7日発表、8日発売)は、3人掛け2列シートで6人乗りという今までのミニバンとは違ったレイアウトを採用している。ライバルとなるクルマはあるのだろうか。また、同じホンダの『ストリーム』とはどう棲み分けをするつもりなのか。
『エディックス』は、3人掛け2列シートで6人乗りという今までのミニバンとは違ったレイアウトを採用している。では、このようなレイアウトのミニバンを必要とする、ホンダが考えるターゲットユーザーは、どのような人になるのだろうか。
ホンダ『エディックス』のインテリアに関して、インテリアデザイン担当の本田技術研究所・和光研究所研究員石橋丈弘氏は「乗員全てが共有できる心地よい空間を目指した」と述べた。
7月7日に発表されたホンダ『エディックス』。今までのミニバンの四角いデザインとは一線を画すスタイリングにはデザイナーの苦労がにじむ。
「ミニバンのような多くの人数が乗れる車はまだまだ期待できる」……。ホンダの福井威夫社長は、3席横並びの座席を2列備えた6人乗りの新型ミニバン『エディックス』の発表会場でこう語った。
「2列シートということで、6名乗車で2列をフルに使った状態でもラゲッジの積載容量は、スライドする後席の中央部分周辺が若干スポイルされるだけで、大きくは変わりません」
「エディックスは、家族や友人達が楽しく移動することができる空間をつくるという考え方から開発が始まっています。そのひとつとしてフロントの3人掛けのベンチシートがありました」
ホンダの福井威夫社長は7日発表した『エディックス』を今年秋から欧州市場に投入する計画を明らかにした。『FR-V』の名称で売り出す。
『エディックス』のルーフエンドは斜めに切り落としたデザインとし、ミニバンというよりステーションワゴンに近い造形となっている。
ホンダの福井威夫社長は7日、東京で開いた『エディックス』の発表会場で「室内からコンセプトを固めて行った。ウチらしいクルマに仕上がったでしょう」と、新たなミニバンをアピールした。
ホンダ『エディックス』(7日発表、8日発売)はホンダ流の“不常識”から生まれた、というのは、ホンダのデザイン開発部門の幹部、本田技術研究所の宇井與志男・上席研究員。常識にとらわれない発想、常識を非常識なほど極める思考のことだ。