15日の日経平均株価は前日比29円67銭高の3万8385円73銭と小幅続伸。米国市場のハイテク株高を受け、半導体関連株の一角に買いが先行。しかし、海外での重要指標の発表を控え様子見気分が支配的となった。
14日のニューヨークダウは126ドル高の3万9558ドルと反発。朝方発表の4月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想を上回ったが、同時に3月分が下方修正されたことで、買い安心感が広がった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は続伸し、4月11日に付けた最高値を更新。電気自動車(EV)のテスラは、米政府が中国製EVに最大100%の追加関税を課すと発表したことが好感され3.29%高。
外国為替市場で円相場は1ドル=156円台前半の動きとなり、自動車株は高安まちまち。