[音のプロが推す“超納得”スタートプラン]中級スピーカーをサクっと装着! 高級純正システム搭載車にはデッドニングが効く!

『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(グラウンドゼロ・GZRC165.2SQ-Ⅳ)。
  • 『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(グラウンドゼロ・GZRC165.2SQ-Ⅳ)。
  • 『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(ロックフォード フォズゲート・R1675-S)。
  • 『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(ロックフォード フォズゲート・T1675-S)。

愛車のサウンドシステムを進化させたいと思いつつ、「何から手を付ければ良いのかが分からない…」と悩んでいるドライバーに向けて、全国の有名カーオーディオ・プロショップが提案する“スタートプラン”を紹介している当連載。

今回は、栃木県宇都宮市の人気店『LCサウンドファクトリー』の坂本さんに話を訊いた。氏が提示してくれたプランの中身とは…。

◆純正スピーカーはますますチープに。音に不満を抱くオーナーも増加中…

『LCサウンドファクトリー』の坂本さんにまずは、初めて来店するユーザーからどのようなやり方が選ばれることが多いのかを訊いた。

「当店のHPを見てから来られる方が多いので、スピーカー交換をご希望されるケースが多いです。HPに『LC スピーカープラン』を掲載してあり、それをお目当てにいらっしゃる方が増えています。

当店としても、初めてご来店されるお客さまにはスピーカー交換からお薦めしたいと考えています。というのもスピーカーは音の出口ですので、これに何を使うかで音が大きく変わりますから。

実際、純正スピーカーと市販スピーカーとの性能差は、近年ますます開いていると感じています。純正スピーカーがチープになっているんですよ。コストカットがシビアに行われているからだと思います。結果、純正スピーカーの音を物足りなく感じられる方も増えています。

そしてスピーカーを換えると、良いものを手にしたわくわく感も得られます。ちなみに『LC スピーカープラン』では、良いものを手にしていただきやすいように、スピーカー代以外の部分を切り詰めています。つまり、可能な限りセット価格を抑えています。そこも人気の一因となっているのかもしれません」

『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(ロックフォード フォズゲート・R1675-S)。『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(ロックフォード フォズゲート・R1675-S)。

◆“グラウンドゼロ”の『GZRC165.2SQ-IV』が人気! コスパの高さが魅力!

次いでは、人気の高いスピーカーを教えてもらった。

「スピーカー交換のプランはHPには11パターンを載せていますが、掲載している以外にもいくつかのプランをご用意しています。その数ある中で実は、“グラウンドゼロ”の『GZRC165.2SQ-IV』(税込価格:5万7200円)が断トツに人気を集めています。

当機はコスパが高いんですよ。もう1ランク上のモデルと比べてもひけを取りません。クリアでヌケが良く、締まり感がありリハリも効いています。実際に音を聴いて気に入られる方が、本当に多いです。

なお当店のスピーカープランは、スピーカーの価格によってセット価格が変動します。つまりどれをお選びいただいても取り付け費用は均一(施行内容は同一)です。ドアスピーカーの土台となるパーツであるインナーバッフルを製作し、ごくごくライトなデッドニングを施行します。で、当機の場合は部材代、取付工賃、消費税までを込みにして、10万1200円にてご提供しています(国産標準車の場合)。

なお『GZRC165.2SQ-IV』は取り付け性も高いです。ツイーターは小型ですので純正位置に埋め込めるケースも多いですし。ちなみにスピーカー交換の約9割で、純正状態に戻せるような取り付け方をしています。元に戻せるとご説明すると、安心される方は多いです」

『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(ロックフォード フォズゲート・T1675-S)。『LC スピーカープラン』に組み込まれているスピーカーの一例(ロックフォード フォズゲート・T1675-S)。

◆高級オプションシステムの音に不満があれば、デッドニングから入るのもアリ!

「ところで最近は、純正オプションの高級システムを選ばれた方がご来店されるケースも増えてきました。それらを搭載しても、価格の割にサウンドが今ひとつだと感じられる方が少なくないんです。

で、そのような方々には、ドアのデッドニングをお薦めすることが多いですね。そうすることで、高級システムのポテンシャルを引き出せますから。

なおそういったシステムでは、あらかじめサウンドチューニングが成されています。しかしその設定を後から変更できません。なのでそこの部分を抜本的に変更できるようにすると、聴こえ方をガラリと変えられます。

ただ、コストもそこそこかかります。純正システムのサウンドチューニング設定を一旦ニュートラルな状態に戻せる機能を搭載した“パワーアンプ内蔵DSP”を導入しなければなりませんから。

でもそれは後回しでも良いと思います。まずはデッドニングの施行だけでもかなり改善できますから。ロードノイズの軽減効果も得られ、ドライブの快適性も上がります。

お近くでしたらぜひお気軽にご来店ください。さまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

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