豊田自動織機、販路拡大により13%の増益 2024年3月期決算

豊田自動織機のフォークリフト(参考画像)
  • 豊田自動織機のフォークリフト(参考画像)
  • トヨタ RAV4 プライム(RAV4 PHEV に相当)の2024年モデル(米国仕様)

豊田自動織機は4月26日、2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の連結決算を発表した。

車両組立事業はトヨタ『RAV4』の国内向けが減少したものの、海外向けが増加したことにより、売上高は前年度比21%増の1008億円となった。エンジン事業は、ディーゼルエンジンは減少したものの、ガソリンエンジンが増加したことにより、同3%増の3308億円。カーエアコン用コンプレッサーは、主に中国で減少したものの、北米や欧州などで増加したことにより、同8%増の4661億円となった。電子機器ほかについては、電池やDC-DCコンバーターなどが増加したことにより、同62%増の1985億円。

産業車両事業は、主力のフォークリフトトラックが主に日本で減少したものの、北米や欧州で増加したことにより、同13%増の2兆5872億円となった。繊維機械は、市場は主力のインドを含むアジアで堅調に推移し、織機や紡機が増加したことにより、同11%増の933億円。


《小崎未来@DAYS》

特集