25日の日経平均株価は前日比831円60銭安の3万7628円48銭と急反落。前日900円強上昇したとあって、米国株安、円安の進行を受け、幅広い銘柄が利益確定の売りに押される展開となった。
24日のニューヨークダウは42ドル安の3万8460ドルと5日ぶりに反落。米長期金利の上昇に伴い投資家のリスク回避姿勢が強まった。さらに、25日以降主要企業の決算発表を控え、見送りムードが支配的だった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は小幅ながら3日続伸。電気自動車(EV)のテスラが12.06%高と続急伸し、ナスダック総合株価指数を支えた。
外国為替市場で円相場は1ドル=155円台後半まで円安が進行。円安によるメリットより、日銀の利上げの早期化に対する警戒感が強まっており、自動車株は全面安となった。