ジョイカルジャパンは、車の販売を行う会社員101名を対象に、ディーラーの「商談管理」に関する実態調査を実施。約7割がアナログ管理による顧客の取り逃がしを経験していることが明らかになった。
●商談管理方法
調査結果によると、カーディーラーの商談管理方法は、「ツール管理(外部サービス)」が28.7%、「エクセル等での管理」が25.8%となり、デジタルツールとアナログ手法がほぼ同等の割合で利用されていることが明らかになった。また、商談に関する管理項目では、「個人の実績」が53.3%、「案件進捗」が52.2%となり、営業活動の成果と進行状況が重視されていることが分かる。
●アナログ管理で顧客を取り逃がした!
アナログでの管理を行っているカーディーラーは、情報共有の難しさや記入漏れなどの問題を抱えており、約7割が顧客の取り逃がし経験があると回答した。これは、直接的に売上への影響を及ぼす重大な問題と言える。そのため、ツール管理をしていないカーディーラーの約6割が、今後商談管理システムの活用に前向きな姿勢を示している。