【株価】テスラの10-12月期営業利益半減、値引き販売が響く

テスラのショールーム(ニューヨーク)
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25日の日経平均株価は前日比9円99銭高の3万6236円47銭と小反発。米国市場が下落した流れを受け、利益確定の売りが先行。しかし、後場入り後は買いが優勢となり、わずかにプラスで引けた。

24日のニューヨークダウは99ドル安の3万7806ドルと続落。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測の後退から、売りが優勢な展開となった。ただ、ハイテク株は買われ、下値は値ごろ感からの買いが入った。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は5日続伸。テスラは0.63%安。取引終了後に同社が発表した2023年10-12月期決算は、値下げ販売が響き前年同期比47%の大幅営業減益となっており、25日の動きが注目される。


《山口邦夫》

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