ホンダ(Honda)の中国部門は、新世代EV「e:N」シリーズの第2弾モデルとして、広汽ホンダ『e:NP2』と東風ホンダ『e:NS2』を広州モーターショー2023で初公開した。4月の上海モーターショー2023でのプロトタイプに続いて、市販モデルがデビューした。
e:NP2とe:NS2は、兄弟車の関係にあり、SUVの充実した機能性とセダンの快適性を兼ね備えた新ジャンルEVとして開発された。SUVのさまざまな使用シーンを考慮しながら、セダンの正確なドライビングコントロールを実現したクロスオーバーモデルになるという。
エクステリアは、鋭角的なフォルムとシャープでダイナミックなデザインを採用し、勢いを全面に押し出した。シャープで直線的なボディラインが、フロントからリアまで伸びる。テールゲートはハッチバックデザインとし、足元には18インチのスポーツホイールを装着した。
広汽ホンダのe:NP2と東風ホンダのe:NS2は、ヘッドライトやグリル、バンパーなど、外装デザインが異なる。e:NP2の「P」はプライムに由来。フロントのホワイトイルミネーションの「H」ロゴを帯状のライトで囲み、リアではテールランプも内側に囲むことで、滑らかで洗練された雰囲気を追求している。