スズキは、スポーツアドベンチャーツアラーの新型車『Vストローム800』を10月25日より国内で発売すると発表した。
スズキはアドベンチャーツアラー「Vストローム」シリーズを1050cc/800cc/650cc/250ccの4クラスに7モデルを展開。Vストローム800は、今年より販売を開始している『Vストローム800DE』に次ぎ、800ccクラスに新たに設定した新モデルとなる。
両者の大きな違いはホイールとタイヤだ。Vストローム800DEがフロント21インチ/リア17インチのワイヤースポークホイールとセミブロックパターンのチューブタイヤを組み合わせたのに対し、Vストローム800はフロント19インチ/リア17インチのキャストホイールとチューブレスタイヤの組み合わせ。さらにアルミ製テーパーハンドルバーを採用。Vストローム800DEと比較して、ハンドルグリップ位置は前方に、ステップ位置を後方に移動。シート高も30mm低い825mmとなっており、舗装路や長距離ツーリングでの高い快適性と走行性能を追求した。
このほかVストローム800DE同様、様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)、長距離走行時の疲労軽減に貢献する高さ調整式のウインドスクリーン、長距離ツーリングに適した20リットルの大型タンクを装備する。
カラーはブルー、グリーン、ブラックの3色を用意。価格は123万2000円。