【株価】日野自動車が続落、燃費試験不正で補償開始

日野プロフィア
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4日の日経平均株価は前日比711円06銭安の3万526円88銭と大幅続落。6月1日以来4か月ぶりに3万1000円台を割り込んだ。米国株安を嫌気し、幅広い銘柄に売りが先行した。

3日のニューヨークダウは430ドル安の3万3002ドルと3日続落。米経済指標が労働市場の引き締まりを示したことで、金融引き締め政策の長期化観測が強まったことが相場の重しとなった。

米長期金利は連日で16年ぶりの高水準となり、株式市場ではハイテク株を中心に売りに押される展開となった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は5日ぶりに反落。電気自動車(EV)のテスラは2%安。

日本車6社の7~9月の米国新車販売は前年同期比26%増、2四半期連続で2けたの伸びとなったが、悪地合いで材料視されず。


《山口邦夫》

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