レクサスは9月15~16日に「LEXUS SHOWCASE」(レクサスショーケース)イベントを開催し、レクサスブランドの多様化と電動化への取り組みについて、世界のメディアに向けて発信した。
レクサスインターナショナルの渡辺孝プレジデントが、世界中の多様なニーズに応える新型車ラインナップを紹介した。また、レクサスの車作りの未来の方向性や、カーボンニュートラル社会を実現するためのバッテリーEVの開発と普及への挑戦についても語った。
●多彩な新型車
レクサスショーケースでは、2023年の前半に海外で発表された新型車を展示した。ショーファードリブンカーの新たな選択肢としてのミニバン『LM』、サイズのヒエラルキーを超え、本物を知るお客様が素の自分に戻り、気負いなくお乗りいただけるSUVをめざした『LBX』、本格オフローダーでありながら、オンロードにおいても上質で豊かな走りを提供する『GX』、家族や友人と快適に移動できる3列シートを備えた北米専用SUV『TX』などを披露した。なおGXについては、日本国内でも2024年中の発売を予定している。
●リアルなエンジンの鼓動
さらに、レクサスは水素エンジンを搭載した『ROVコンセプト』の顧客体験プログラムの開始を発表した。コンパクトなボディサイズと悪路走破性により、乗用車にはない走りの楽しさや、雄大な自然との触れ合いの提供をめざす。また水素エンジンの搭載により、環境への配慮と、リアルなエンジンの鼓動を感じ取れる走りの楽しさとの両立をめざす。