インディアンが新型ツアラー『パースート』発表…日本価格は398万9000円から

インディアン・パースート
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米国のモーターサイクルメーカーのインディアンモーターサイクルは現地2月22日、次世代のアメリカンVツイン・ツーリングマシンであるインディアン『パースート』を発表した。続く23日、日本法人のポラリス ジャパンは日本価格を発表した。398万9000円から。

新型ツアラーのパースートは、力強い水冷「PowerPlus」(パワープラス)エンジン、シームレスな乗り心地を実現するテクノロジー、シャシーマウント・フェアリング、そして豊富なツーリングアメニティを特徴とする。ラインナップは「パースート・ダークホースwithプレミアムパッケージ」と「パースート・リミテッドwithプレミアムパッケージ」を設定、ライダーが自分のスタイルや好みに合わせて選ぶことができる。

パースートは快適性とパフォーマンスとを兼ね備えており、目的地だけでなく、そこに至る道のりにも価値を見出す、こだわりのあるライダーのためのマシンだ。インディアンモーターサイクルのマイク・ドゥアティー社長は「ツーリングバイクは自由の究極の表現とも言える。ロングライディングや壮大な冒険を通じて忘れることのできない体験ができる。パースートではPowerPlusエンジンの性能を進化させ、フル装備を施した。一流のパフォーマンスと快適性、先進的なハイテク機能を組み合わせた、他には見ないアメリカンVツイン・ツーリングマシンとなった」と新型を誇る。

パースートの“心臓”は、インディアンモーターサイクルのPowerPlusエンジンだ。108立方インチ(=1768cc)の水冷Vツインは、クラストップレベルの122hpの馬力と178Nmのトルクを発揮する。パースートではキャリブレーションを改良し、低速域での操縦性を向上させたという。

パースートはライダーがロングライディングを苦にしない快適性を追求した。調整可能なウインドシールドとベンチレーション付きのロワーフェアリングが風雨からライダーを保護する。寒冷地ではグリップヒーターで手を温めることができる。またパースートには新型ツーリングコンフォートシートが採用された。

ストレージは、プレミアムカーゴトランクとサドルバッグを合わせて、35ガロン(=132L)以上を装備。ロングライディングに必要なものはほぼすべて詰め込めるだろう。

ライダーの正面には、ライドコマンドを搭載した7インチ・タッチスクリーンディスプレイが装備される。BluetoothとApple CarPlayが標準設定だ。

日本でのメーカー希望小売価格は、パースート・ダークホースwithプレミアムパッケージが398万9000円、パースート・リミテッドwithプレミアムパッケージが403万9000円(いずれも消費税込み)となっている。


インディアン パースート…新世代のアメリカンVツインツアラー[写真34点]
https://response.jp/article/2022/02/27/354660.html
《高木啓》

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