インディアン、ストリートトラッカー『FTR』2022年モデル発表…前後17インチホイール採用

インディアン FTR
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インディアンモーターサイクルは、ストリートトラッカー『FTR』シリーズの2022年モデル4機種(FTR/FTR S/FTR Rカーボン/FTRラリー)を発表した。

FTRシリーズは、アメリカ最高峰のフラットトラックレース「AMERICAN FLAT TRACK」シリーズでチャンピオンシップを獲得した「FTR750」のフォルムを踏襲するトラッカースタイルが特徴だ。パワーユニットは最高出力120ps/最大トルク115Nmを発生する1203cc水冷4サイクルV型2気筒エンジンを搭載。足回りには倒立フロントサスペンションとラジアルデュアルブレンボブレーキなどを採用し、オールラウンドな走りを提供する。

2022年モデル(FTRラリーを除く)では、スムーズかつコントローラブルな出力特性としたほか、従来のフロント19インチ/リア18インチから前後17インチ鋳造アルミニウムホイールに変更。メッツラー・スポルテックストリートタイヤを装着し、コーナーリング時には正確な、ストリートでは軽快なハンドリングを実現する。また、ホイールの小径化や、サスペンションストロークを120mmとしたことで、シート高も約3.5cmダウン。より多くのライダーに安定感と安心感を与える。

ベースモデルのFTRはアナログゲージを備え、ホイールの赤いピンストライプ、タンク全体の赤いインディアンモーターサイクル・スクリプトのブランドロゴ、赤いリアショックスプリングなど、全体的に赤いアクセントが施されたブラックスモークカラーとなっている。

FTR Sはマルーンメタリックとホワイトスモークの2つのペイントオプションを用意する。BluetoothまたはUSBと接続可能な4.3インチタッチスクリーンディスプレイ・ゲージを装備。アップグレードされたアクラポビッチエキゾースト、3つのライドモード、リアリフト軽減機能を備えたウィリーコントロール、スタビリティコントロール、トラクションコントロール、コーナリングABSを標準装備する。

FTR Rカーボンはシリーズ最上級のプレミアモデルとなる。FTR Sの装備・機能に加えて、カーボンファイバータンクカバー、フロントフェンダーとヘッドライトナセルを採用。さらにアジャスタブルオーリンズゴールドフロントフォークとゴールドピギーバックリアショック、ブラックアクラポビッチエキゾースト、プレミアムシートカバーを備え、高級感を演出する。

FTRラリーは、ピレリスコーピオンラリーSTRタイヤをフロント19インチ/リア18インチのワイヤースポークホイールに装着する。他のFTRモデルと同様、リアシリンダー休止機構とともに、洗練されたエンジンキャリブレーションとスロットルレスポンスを採用。ハンドルバーは他のFTRモデルよりも2インチ高く、人間工学に基づいたよりリラックスした位置で快適さと操作性に貢献する。

なお日本導入については未定としている。

《纐纈敏也@DAYS》

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