【東京モーターサイクルショー10】復活のインディアン、日本上陸

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  • 木村社長(向かって右)とインディアンのメルシール氏
  • 木村社長(向かって左)とインディアンのメルシール氏
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愛知県を中心に25ブランド以上の輸入車・国産車の正規ディーラーを展開するホワイトハウス(本社:名古屋市、木村文夫代表取締役)がインポーター業へ進出。3月26日、東京モーターサイクルショー2010の会場で、米国の名門オートバイブランドである「インディアン(Indian)」の正規輸入販売を発表した。

1901年に米国マサチューセッツ州スプリングフィールドで誕生した「インディアン」は、米国最古のオートバイメーカー。同年に米国初のオートバイ『1901シングル』を発表し、翌年から市販をスタート。日本でも年配を中心に知っている人は多いだろう。

1906年には初の米国製Vツイン(V型2気筒)エンジン車を発表するなど急速に技術革新をすすめ、数々のスピード記録を樹立。1911年のマン島レースでは、マチレスやトライアンフなどの欧州勢を押しのけて1-2-3フィニッシュを飾るなど、オートバイ草創期のレースシーンも席巻した。

軍用オートバイの供給に専念した第二次世界大戦が終わると、急激に経営状況が悪化し、1953年に倒産。その後紆余曲折を経て、2006年、新生インディアン社が設立され、2008年から生産を開始していた。

日本での販売に関しては、愛知県東郷町にある輸入車マルチブランド大型ショールーム「オートプラネット名古屋」内に、4月10日直営店がオープン予定。その後順次、東京、大阪などの大都市圏でも販売網を拡充する予定という。導入初年度の目標台数は100台だ。

《水野誠志朗@DAYS》

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