米国のファクトリアル(Factorial)は6月5日、メルセデスベンツとの共同開発契約の一環として、106+Ahのリチウム金属固体電池セルのBサンプルを納入した、と発表した。世界初の固体電池セルのBサンプル納入になるという。
フォルクスワーゲングループのバッテリー子会社の「PowerCo」は6月5日、ドイツ・ミュンスター大学の国際バッテリー化学研究スクール(BACCARA)提携を結んだ。次世代バッテリーの研究開発を支援する。
パナソニックホールディングス(HD)傘下で車載電池などを手がけるパナソニックエナジーは6月6日、中長期戦略を修正し、2030年度に売上高3兆円超としていた目標を見直し、達成時期を未定と先送りをした。
5月16日、本田技研工業 (ホンダ)が青山本社で開いた2024ビジネスアップデート会見で三部敏宏社長は、二輪四輪車両の電動化を中心とした戦略の進捗とのその進化、さらにそれを推し進めるために2020年度から2030年度までに合計約10兆円の投資を行うと発表した。
ENNEは、全個体電池の開発に着手したと発表した。将来的にこの全個体電池をeバイクに搭載することで、航続距離の大幅な拡大と充電時間の短縮が期待されている。
英国のイリカ(Ilika)は5月22日、EV向け全固体電池のプロトタイプ「ゴリアテP1」の試験を開始した、と発表した。2025年の生産開始を目指している。
ヴァルメット・オートモーティブ(Valmet Automotive)は5月23日、新型バッテリーシステム「Energy Pack」を発表した。
フレイル・バッテリー(FREYR Battery)は5月22日、ノルウェーの顧客認定工場において、次世代のバッテリーセルの試験生産に成功した、と発表した。
中国の上海汽車(SAIC)は5月24日、EV向けの全固体電池の量産を、2026年から開始すると発表した。
電気自動車用バッテリーの総容量が前年比で44%増加。中国メーカーのシェアが急拡大し、価格重視の車両も増える見通し。
ダイムラー・トラック(Daimler Truck)は5月21日、北米向けの次世代のEVスクールバスやラストマイル配送車両に、プロテラ(Proterra)の新型バッテリーを採用すると発表した。
日野自動車の注目は業界への提案となる商用車向け標準電池のコンセプトだ。展示はモックによるものだが、見る人が見ればその意義や価値は十分に伝わるだろう。
「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」にHKSがブースを出展。注目の通信型の新型サスペンションを出展した。さらにはEVトラック用の交換式バッテリーパックの進化形も展示するなど盛りだくさんな内容となった。
パナソニックホールディングス(HD)の楠見雄規グループCEOは5月17日、経営方針説明会を開催。車載電池事業が目標が未達になったため、「期待に応えられなかった」と陳謝し、グループ全体で収益改善に向けた改革を実行する考えを示した。
HKS(エッチ・ケー・エス)は、「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」および「人とくるまのテクノロジー展 ONLINE STAGE1」に出展することを発表した。テーマは「ENERGY and RESPONSEくるまとサステナブル」で、新技術を用いた製品やサステナブル商品を紹介する。