インドの自動車メーカー、マヒンドラ&マヒンドラ社は23日、韓国の双竜(サンヨン)自動車との間で、双竜買収に関する暫定合意を締結したと発表した。
韓国のサンヨン(双竜)自動車は2日、ソウルモーターショーで『C200エココンセプト』と『C200エアロコンセプト』を正式発表した。前者はハイブリッド、後者はスポーティ仕様である。
韓国のサンヨン(双竜)自動車は、『C200エアロコンセプト』の概要を明らかにした。昨年のパリモーターショーで披露した『C200』のスポーティ仕様である。
韓国のサンヨン(双竜)自動車は17日、『C200エココンセプト』の概要を明らかにした。昨年のパリモーターショーで公開した『C200』のディーゼルハイブリッド仕様である。
ルノーサムスンが同社初のSUVを発表するなど、韓国内のSUV熱はヒートアップする一方だが、サンヨン(サンヤン)も老舗SUVメーカーとしての意地を見せた。ソウルモーターショーの会場で新型『カイロン』を発表したのだ。
サンヤン(サンヨン)『チェアマン』といえば、メルセデスベンツ『Sクラス』によく似た風貌が特徴のクルマだった。エンジンもメルセデスから供給も受けており、さらには「600S」なんていうベンツそっくりのグレード名が付けられていた。
まるで70年代のアメリカにタイムスリップした気分だ。デューン・バギーを思い起こさせるスタイルのコンセプトカーが、上海モーターショー、上海汽車のブースに置かれていた。
上海汽車集団のブースに『主席』というネームプレートを付けたクルマがあった。韓国・双龍(サンヨン)自動車の『チェアマン』である。まさにそのままの名称だが、言葉の響きはなかなかいい。
中国の大手自動車メーカー、上海汽車が韓国の双竜(サンヨン)自動車の買収交渉権を獲得、9月にも買収で合意する見通しとなった。実現すれば、中国の自動車メーカーとしては初の海外メーカー買収となる。
韓国のサンヨン(双龍)自動車は、一時期デーウ(大宇)自動車に吸収されたが、その大宇は経営破綻してGMが買い取った。韓国バブルの崩壊でサンヨンは政府管理下にあるが、4月には中国企業の藍星グループが買収・子会社化に名乗りを上げて話題を呼んだ。
中国市場は、地理的要因もあって韓国メーカーの重要な市場だ。北京ショーでも最新のモデルを展示しており、そのなかに異彩を放っていたミニバンがあった。双龍(サンヤン)『ロディウス』はなんと9人乗りなのだ。
ヒュンダイやデーウ、キアにサムスンというのはある程度のクルマ好きであれば「韓国の自動車メーカーだよね」と気づくかもしれないが、サンヤンという名前を聞いて、そこがどのうよな性格の自動車メーカーかを理解している日本人はきっと少ないだろう。
韓国人は非常に見栄っ張りだ。見栄っ張りだからこそ社長クラスとなれば、クルマに求めるのは「大きくて目立つこと」がトップにランキングされる。韓国車のカテゴリで一番種類が多いのは高級車とも揶揄されるが、このサンヤン『チェアマン』はそんなクルマの中でも特に異色の存在。