メルセデスベンツは5月15日、TSRリサイクリングと覚書(MoU)を締結し、廃車における循環型経済戦略を大幅に進展させると発表した。
このMoUは、いわゆる「都市鉱山」を通じて二次原材料を回収することを目的としている。このパイロットプロジェクトにより、メルセデスベンツはヨーロッパにおける廃車後の素材リサイクルを促進し、特に鉄鋼、アルミニウム、ポリマー、銅、ガラスに焦点を当てる予定だ。
また両社は、二次原材料の需要と供給源を分析し、商業的評価を行う計画。これにより、廃車に対する真のクローズドループアプローチを確立するための一歩を踏み出す。