【株価】テスラが3%下落、1~3月期決算は5四半期連続の営業減益予想が大勢

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23日の日経平均株価は前日比113円55銭高の3万7552円16銭と続伸。米国株高を受け、幅広い銘柄に買いが先行。ただ、半導体関連銘柄が下げ止まらず上値は限定的だった。

22日のニューヨークダウは253ドル高の3万8239ドルと3日続伸。中東情勢に対する警戒感が和らぎ、自律反発を期待した買いが入った。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は7日ぶりに反発。半導体関連株が買われたが、電気自動車(EV)のテスラは米中での追加値下げに踏み切ったことが嫌気され3.40%安。

テスラは24日、2024年1~3月期の決算発表を予定しており、中国メーカーとの価格競争の激化に伴い、市場予想では5四半期連続の営業減益となる見通し。


《山口邦夫》

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