22日の日経平均株価は前週末比370円26銭高の3万7438円61銭と反発。先週の下げ幅が2500円近くとなったことから幅広い銘柄に自律反発狙いの買いが先行。半導体関連株の下落で一時マイナス圏に沈む局面もあったが、反発して取引を終えた。
先週末のニューヨークダウは211ドル高の3万7986ドルと続伸。好決算を発表した景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株の一角が買われた。一方、ハイテク株が売られ、上値は限定的だった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は6日続落。電気自動車(EV)のテスラは1.92%安。半導体大手のエヌビディアが10%下落し、日本市場の半導体関連株の重しとなった。
外国為替市場で、米長期金利の高止まりを受け、円相場は1ドル=154円台半ばで推移。自動車株は総じて堅調な動きとなった。