ブリヂストン、純利益8%増…販売ミックス改善や円安効果 2023年12月期決算

トヨタ・センチュリー新型 / ブリヂストン「ALENZA 001」
  • トヨタ・センチュリー新型 / ブリヂストン「ALENZA 001」
  • ブリヂストン『BATTLAX HYPERSPORT S22』装着 / スズキ KATANA
  • ECOPIA EP510 / トヨタ・プリウス

ブリヂストンは2月16日、2023年12月期(2023年1~12月)の連結決算を発表。タイヤ販売は減少したものの、販売ミックス改善や円安効果で最終利益は前年比7.0%増の3313億円となった。

2023年通期の乗用車・小型トラック用タイヤ販売は、同6%減となった。市販用は景気減速により減少。新車用は自動車各社の車両生産状況が改善し、増加となった。18インチ以上のプレミアムタイヤの販売は同8%増と堅調だった。

トラック・バス用タイヤは同12%減となった。市販用は景気減速を背景に欧米で減少。新車用は半導体影響からの需要回復の動きが継続したが、北米では部材不足影響があり、前年を下回る販売となった。

鉱山用タイヤは、鉄、銅を中心とした鉱物需要が堅調に推移し、グローバルで前年を上回る販売が継続。建設用は新車用が堅調な一方、市販用は中小型にてて欧州での港湾稼働減等などで減少となった。


《纐纈敏也@DAYS》

特集