ブリヂストンは1月9日から12日まで米国ラスベガスで開催された「CES 2024」に出展。サステナブルなモビリティ社会を支えつつ、顧客のニーズや課題の解決にデジタルデータにより最適化してフリート事業者の経済価値を最大化する取り組みを紹介した。
ブースの正面には光が上下に走る太い柱が設置されており、これはフリートケアを目指す新たなソリューションを提供するに当たって、デジタル、データなどを活用していくことをイメージしたものだという。
◆持続可能性や効率性、安全性、生産性の面で高い価値を提供
ブース内ではデジタルデータを活用し、フリート事業者の個々のニーズや事業課題の解決に最適な方法で組み合わせたソリューションを提供するフリートケアの拡充について具体的に紹介していた。
これは車両やタイヤデータに基づいてその状況をリアルタイムで把握し、必要なソリューションを適時、適所で提供するというもの。北米の顧客にとっては、持続可能性や効率性、安全性、生産性の面で高い価値を提供できるものとして注目を集めるソリューションとなっている。
ブリヂストンでは2019年から「フリートマネジメントシステム(FMS)」として提供しているが、これは車両のデータをテレマティクスで解析して効率よく届けるサービスを提供していたデジタルフリートソリューションプロバイダーのAzuga(アズーガ)を買収することで実現した。