ドゥカティ Xディアベル、サイドスタンド強度不足で転倒のおそれ リコール

XディアベルS(写真は2017年型)
  • XディアベルS(写真は2017年型)
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  • 対象車両

ドゥカティジャパンは5月18日、『Xディアベル』およおび『XディアベルS』のサイドスタンドに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2016年3月23日~2017年6月30日に輸入された343台。

対象車両はサイドスタンド固定ブラケットの耐久性が不足しているため、ブラケットが変形もしくは破損することがある。そのため、サイドスタンドを掛けて停車中にブラケット部が変形し車両が倒れるおそれがある。また、ブラケットが破断することでサイドスタンドが脱落すると、走行中にサイドスタンドスイッチの配線が引っ張られて損傷し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置として、全車両、サイドスタンド固定ブラケットおよびサイドスタンドアームとスプリングプレートを対策品に交換する。なお、サイドスタンドスイッチの配線が損傷している場合は新品と交換する。

不具合は18件発生、事故は起きていない。本社からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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