キャデラック世界販売1.5%減、中国は16%増 上半期

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米国の自動車最大手、GMは7月21日、キャデラックの2016年上半期(1~6月)世界新車販売の結果を公表した。上半期世界販売は、12万9172台。前年同期比は1.5%のマイナスだった。

市場別では、中国が4万5818台を販売。前年同期比は16.2%増と2桁増を達成する。SUVでは、『SRX』後継車の『XT5』が好調。セダン系では、『ATS』の中国専用ロングホイールベース仕様の『ATS-L』や『XTS』が支持を集める。

米国は、7万3231台にとどまった。前年同期に対して、9.5%のマイナス。XT5をはじめ、新型フラッグシップサルーンの『CT6』が好調な立ち上がりを見せる。

その他の市場では、カナダが5458台を売り上げ、前年同期比は3.6%のマイナス。中東も1992台にとどまり、前年同期比は26.8%減と、大きく落ち込む。欧州とロシアは、41.4%増の991台と伸びた。

キャデラックのヨハン・ダ・ネイスン社長は、「高価格車の販売が好調なのは、顧客の間でキャデラックの地位が向上していることを示すもの」と述べている。

《森脇稔》

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