川崎重工業は、2003年から国際モーターサイクリズム連盟が主催するロードレース世界選手権MOTO・GPクラスに本格的に参戦すると発表した。
MOTO・GPクラスは990cc以下の4ストロークマシンと500cc以下の2ストロークマシンが混走するクラス。カワサキは新開発の「NinjaZX-RR」に水冷4ストローク並列4気筒DOHC990ccエンジンをアルミフレームに搭載したマシンで参戦する。
2002年シリーズでは、本格参戦の準備期間として、世界スーパーバイク選手権で活躍しているカワサキレーシングの柳川明選手をライダーとして02年後半から参戦してマシンの開発を進める。
カワサキは、1978年から1982年までの間に、ロードレース世界選手権250ccで4年連続、350ccクラスで2回2年連続でチャンピオンを獲得するなど、活躍した。今回のGP参戦で、20年ぶりにカワサキ・ライムグリーンが復活する。