6日に発表された、新型ボルボ『S40』。コンパクトなボディサイズながら、ボルボのデザイン・アイデンティティを受け継ぎ、さらに上級サルーンの『S80』と同等の衝突安全性能を確保しており、コンパクトなサイズでありながら他のボルボファミリーに見劣りしないものとなっている。
フォードグループとして、ベースを共同開発したボルボ『S40/V50』とフォード『フォーカス』、マツダ『アクセラ』。同じフロアパンに形の違ったボディを載せ替えて3つのクルマを作るのではなく、全く別モノになっているのだという。
6日、東京六本木のホテル、グランドハイアット東京で新型ボルボ『S40』&『V50』が発表された。「S40&V50のスタイリングでは、ボルボに見えることが大切」と広報の柳田純克氏は言う。
6日、グランドハイアット東京にて新型ボルボ『S40』&『V50』が発表された。モデルチェンジの象徴はエクステリアではなくインテリアにある。
「激戦が予想されるこのセグメントで、ボルボのコアバリューは安全性にあり、最上級サルーン『S80』と同等の安全性能を確保した」とボルボ・カーズ・ジャパン代表、ケネス・ストロームスホルム氏は語る。
新型『S40/V50』のインテリアで、ボルボが一押しするのが独自のセンターコンソール。「フリーフローティング・センタースタック」と呼び、オーディオや空調の操作からシフトレバーまでのパネルをデザインしたこと。
ボルボ・カーズ・ジャパンのマーケット企画部長の桜庭徹氏は、『S40/V50』のラインナップとして投入が予定されているAWD(4WD)モデルについて「早く導入したい」と語った。
5月の連休明けに受注を開始予定のボルボ『S40/V50』だが、実際にユーザーの元に届くのはもう少し後になりそうだ。
ボルボ・カーズ・ジャパンは6日、新型車『V50』と、7年ぶりにフルモデルチェンジした『S40』を発表した。ボルボのエントリークラス、40シリーズはこれまでS40とV40との構成だったが、新型からV40がV50となる。