三菱自動車が新世代クロスオーバーとして東京モーターショーに出品する『Mitsubishi Concept PX-MiEV』は、4輪の駆動力・制御力を制御する三菱独自のシステム「E-AYC」を搭載する。『ランサーエボリューションX』に採用されている「AYC」のEV版と言っていい。
2種類のクルマを前後で合体させると、当然のことながらデザイン上では無理が生じる。今回の東京モーターショーに出品される『i-MiEVカーゴ』コンセプトも当初はその無理が生じていたという。
三菱自動車が今回の東京モーターショーに出品する『PX-MiEV』コンセプトのボディ形状はいわゆるSUVである。ボディの性格上、当然のことながら車高が上がるなどで空気抵抗としては不利に働くことが考えられる。
三菱自動車が今回の東京モーターショーに出品する『PX-MiEV』コンセプト。このエクステリアのデザインコンセプトはSOLID(ソリッド)、SAFETY(セーフティ)、SIMPLE(シンプル)というキーワードである。
このオーダーを受けた段階では冗談でしょと思った。三菱の中でいちばん丸いクルマと一番四角いクルマをくっつけるなんてと思いながらスタートしました
乗員はまずリラックスできることが大事です。そしてゆったりした環境を作ったうえで、ドライバーはその中に適度な緊張感と操作性の良さ、そういったものを併せ持つ、ちょっと二律背反的なテーマを持とうという考えです
『Mitsubishi Concept PX-MiEV』は電気自動車をベースとしたプラグインハイブリッドである。現在の電気自動車は航続距離をいかに伸ばすかというポイントがある。
クルマに詳しい方なら三菱が東京モーターショーに出品する『i-MiEVカーゴ』を見たときにルノー『4フルゴネット』や同じくルノーの『エクスプレス』を思い起こすかもしれない。
『Mitsubishi Concept PX-MiEV』は、EVでの走行頻度を拡大した「三菱プラグインハイブリッドシステム」や、差動モーターを用いて後輪左右のトルクを移動させる「E-AYC」を採用した駆動システム「S-AWC」を搭載したクロスオーバー。
三菱自動車は、10月21日から11月4日まで、幕張メッセで開催される第41回東京モーターショーで「EVの幕開け、そして未来へ」をテーマに、プラグインハイブリッドカーのコンセプトカー『Concept PX-MiEV』や電気自動車コンセプトカー『i-MiEV CARGO』を世界初披露する。
三菱自動車は、3月3日から15日までスイス・ジュネーブで開催されるジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブモーターショー)に『i MiEV SPORT AIR』を出展した。
三菱自動車は、3月3日から15日までスイス・ジュネーブで開催されるジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブモーターショー)に『i MiEV SPORT AIR』を出展した。将来のEVの方向性のひとつとして、スポーティな電気自動車を提案する。