自動車業界は、垂直統合型のサプライチェーン(ケイレツ)が強固に構築されており、アウトソースとは最も縁がない業界なのかもしれない。だが、近年、グローバルな完成車メーカーによるエンジニアリングサービスプロバイダー(ESP)利用が広がっているという。
SBOMという言葉を聞いたことがあるだろうか。また、リスク分析を行うとき、セキュリティ対策を実装するとき、車両をIoTデバイス、平たくいえば「家電」ととらえた視点は非常に重要だ。
自動運行装置を備える車両については、すでにセキュリティ要件の適用が義務付けられているが、7月1日からはOTAに対応している車両も対象になり、24年以降、継続生産車両、OTA非対応の車両も対象になる。
自動運転の法整備で、メディアなどは「トロッコ問題」を取り上げることがある。しかし、人間が判断する場合でも答えがない問題より。これからの車両設計・製造に直接かかわる法制度にも注目すべきだろう。
2022年11月16日(水)から18日(金)の3日間にわたり、インテックス大阪で「【関西】二次電池展」(通称:バッテリージャパン)が開催される。二次電池の研究開発、製造に必要なあらゆる技術、部品・材料、装置、二次電池が出展する、西日本最大級の二次電池の専門展だ。
世の中には専門的な知識や経験が求められる仕事がある。今回紹介するテストライダー職もそのひとつ。ヤマハ発動機のPF車両開発統括車両実験部 プロジェクトGに所属する中山愛理さんも、専門的知識と経験をもつ一人だ。
復活したビッグシトロエン、『C5 X』。日本においてのターゲットユーザー層やマーケティング面でどのような戦略を立てているのか。ブランドマネージャーに話を聞いた。
新たなるシトロエンのフラッグシップモデル、『C5 X』のカラー&マテリアルを担当した日本出身の女性カラーデザイナー柳沢千恵氏。自身のキャリアや「シトロエンのカラーデザイナー」という仕事について詳しく語った。
シトロエンのフラッグシップ、『C5 X』が日本でもデビューした。そのカラーデザインを担当した柳沢知恵さんは、今後のシトロエンの新しいデザインアイコンをカラーマテリアルで表現するという思いを持っていたという。
2代目となったダイハツ『ムーヴキャンバス』は、可愛らしさをどうとらえるかに腐心して企画が進められたという。そこで商品企画担当とデザイナーに、初代の強みや弱み、そしてそれらを踏まえた2台目へのこだわりについて話を聞いた。
世界的なエネルギー危機がせまるなか、EV以外の選択肢として、「カーボンニュートラル燃料」に注目が集まっている。EVのみのカーボンニュートラルではなく、多角的なマルチソリューション戦略を提唱するマツダは、カーボンニュートラル燃料に対してどのように取り組むのか。
フルモデルチェンジしたダイハツ『ムーヴキャンバス』は、“スッキリ洗練”をコンセプトにデザインされた。なぜそのワードになったのか、また、その背景は何か。デザイナーにその思いを聞いた。
2代目となったダイハツ『ムーヴキャンバス』。そのデザインは先代を踏襲したものだ。その理由や変更点などについてデザイナーに話を聞いた。
2023年春に発売予定のホンダの新型SUV『ZR-V』。価格を含めた詳細なスペックはまだ公開されていないが、そのコンセプトや走りの個性については徐々に明らかになってきた。プロトタイプの試乗を経て、開発責任者が語った言葉から、ZR-Vの姿にせまる。
ホンダが発表した『ZR-V』は流行りのタフでいかついSUVより上品でおとなしい。カスタムパーツは似合わない雰囲気もあるが、ホンダアクセスは果敢にもこの車の純正アクセサリに挑戦し、新型車発表と同時にパーツを用意している。