2日に日本デビューを迎えた日産『ムラーノ』の月販目標台数は1000台。北米では月に5000台という好調なペースで売れている割には、控えめな数字に見えてしまう。
日産から発売された新型SUVの『ムラーノ』のライバルは、やはり同じカテゴリーのトヨタ『ハリアー』。後発のムラーノがハリアーに勝る点は、どこにあるのだろうか。
トヨタ自動車は、『ハリアー』を一部改良して28日から発売した。
世界の主要メーカーが力を入れるのがSUVカテゴリーだが、こと日本メーカーに限ってみれば、『ムラーノ』のライバルとして思い浮かぶのがトヨタ『ハリアー』だろう。
日本自動車工業会はこのほど、国土交通省に対して乗用車の280馬力(PS)規制を撤廃すると届け出た。国交省も了承、正式に280馬力規制撤廃が決まった。第1号はトヨタ『ハリアーハイブリッド』かホンダの次期『レジェンド』になる見通しだ。
トヨタ『ハリアー』ハイブリッドのハイブリッド・パワープラントをカーボンファイバー製シャシーに搭載したスーパースポーツが『アレサンドロボルタ』だ。ボルタは電池を発明したイタリアの物理学者、電圧の単位「ボルト」は彼の名にちなむ。
車名につく小文字の「h」は、ハイブリッド。ラグジュアリーSUV世界初のハイブリッド車が誕生した。現行の『RX330』(日本で『ハリアー』)をベースとしたレクサス『RX400h』だ。
トヨタ自動車は、『ハリアー』を一部改良するとともに特別仕様車240G“ALCANTARAバージョン”、300G“ALCANTARAバージョン”を設定して7日から発売した。
カルフォルニア州ロングビーチで開催されている、電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池車などガソリン代替車両の世界フォーラム「EVS20」で、TMS(米国トヨタ販売)側が記者会見を実施。2004年秋にレクサス『RX330』 (日本でトヨタ『ハリアー』)ハイブリッドを皮切りに、2005年までには全く新しいハイブリッドも投入すると表明。
トヨタブースに並ぶハイブリッド駆動コンセプトカーの中で唯一、現実性を感じるモデルが『SU-HV1』。3.3リットルV6のガソリンエンジンと強力パワーを発生する電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを、『ハリアー』のボディに搭載している。
インターネット自動車販売のカービューが発表した9月の人気車ランキングによると、トップはトヨタ自動車の『ハリアー』となった。前月は4位だったが急上昇している。8月まで2カ月連続でトップだったトヨタ『ウィッシュ』は2位にダウンした。
トヨタ自動車は29日、カナダ工場(TMMC)への生産移管を行ったレクサスブランドの高級SUV『RX330』(日本名トヨタ『ハリアー』)の1号車が、日本時間の27日にラインオフしたと発表した。レクサスブランド車の北米生産は同車が初めてで、トヨタ自動車九州(福岡県宮田町)から移管した。
トヨタ自動車は、カナダのオンタリオ州にあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・オブ・カナダ(TMMC)で、26日(日本時間27日)からレクサス『RX330』(日本名『ハリアー』)の生産を開始する。トヨタが海外で、レクサスを生産するのは初めて。
トヨタ自動車は、ハイブリッド車拡充策の一環としてSUVの『クルーガーV』にも同仕様車を設定する方針を明らかにした。来年秋に売り出す『ハリアー』のハイブリッド車と同時期の市場投入となる。
トヨタ自動車が来年投入予定のSUV『ハリアー』のハイブリッド車は、V6エンジンとの組み合わせとなる模様だ。新型『プリウス』同様、走行性能を重視した大容量ハイブリッド車に仕上げる。