JDパワーアジア・パシフィックが2日発表した「2007年日本軽自動車初期品質調査」によると、日産自動車がスズキからOEM調達している『モコ』が83ポイントでトップの評価を得た。日産ブランド車としては初めての首位となった。
日産自動車は、軽自動車『モコ』のCMに起用されているアーティストBONNIE PINK(ボニー・ピンク)とコラボレーションし、滞在先のスウェーデンからインターネットでの限定ライブを開催する。
日産がスズキからOEM供給され販売する軽自動車『モコ』は本家を超える売れ行き。2代目に移行し、現行型が中古車市場で見られるようになった。初代をお持ちの方は、現行型の流通量が増える前の今が売り時だ。
スズキが発表した07年計画によると、OEM(相手先ブランドによる生産)は、前年同月にくらべ16%増の18万3000台となる見通しだ。06年実績にくらべ、伸び率は落ちるが、日産への供給を中心に、前年を2ケタ上回る高水準が続く。
軽自動車業界がまとめた2月の軽乗用車車名別販売台数は、スズキの『ワゴンR』が前年同月比6.6%増の2万2265台で、15カ月連続でトップだった。
日産自動車は、軽自動車の新型『モコ』の受注台数が、発売2週間で1万台を突破したと発表した。
日産自動車は、日産本社ギャラリーと日産銀座ギャラリーで、新型『モコ』のデビューイベント「MOCO meets patisserie Sadaharu AOKI paris --マイ スイートライフ ウィズ モコ」を開催する。
「基本的にはMRワゴンの開発自体は、すべてスズキに任せています。その中で、全体的なデザインの擦り合わせなどは何回か行っています。日産からお願いしたのは、質感を高めるためにドアトリムに布を使って欲しいということぐらいでした」
1月20日に発表されたスズキの新型『MRワゴン』は、旧型同様日産に『モコ』としてOEM供給される。両車の違いは「マルーンのツートンカラーのインテリアはスズキオンリー。モコにこの組み合わせは無い」。
日産から発売された新型『モコ』は、スズキの『MRワゴン』同様にNAとターボの2種類のエンジンを用意し、3種類のグレードをラインナップしている。全車4ATを採用し、全グレードで4WDも選ぶことが可能だ。価格帯はMRワゴンの一部のグレードでオプションのABSを標準装備しているためにモコのほうが若干高くなっている。
日産から発売された新型『モコ』は、1月20日に発表された新型スズキ『MRワゴン』のOEM供給車だ。新型の月販目標は4400台と、新型MRワゴンの6000台と合わせて、合計1万台以上を狙っているようだ。
2月1日、日産初の軽自動車として人気を集めていた『モコ』がフルモデルチェンジを行った。新型モコも先代同様に、フルモデルチェンジを行ったばかりのスズキ『MRワゴン』ベースでOEM供給される。
「くらしを心地よく、ちょっとおしゃれにサポートしてくれるMy Daily Partner」をコンセプトに登場した日産『モコ・プレビュー』。新型モコのプレビューで、スズキの『MRワゴン』とは双子車となる軽自動車。
日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会、日本自動車輸入組合が発表した2005年上半期の新車販売台数は前年同期比3.0%増の279万7922台で、順調に伸びた。主に軽自動車の販売が好調だったため。
日産自動車は、軽自動車の『モコ』の特別仕様車「ブランベージュ・セレクション」を設定して8日から発売した。