「ヨンマル」の愛称で親しまれた40系の後継として登場したのが、本格的オフローダーの70系『ランドクルーザー』である。
デンソーは3日、エジェクタ(小型冷媒噴射装置)を採用した、世界初の乗用車用冷凍サイクルを開発し、新型トヨタ『ランドクルーザー』に搭載されたと発表した。クーリングボックス(冷蔵庫)使用時でも、カーエアコンの冷房性能が落ちないようにした。
1980年55型の後継として60系『ランドクルーザー』が登場した。80年代の日本経済はバブル景気まっただ中、ランドクルーザーも豪華装備の近代的乗用車に生まれ変わった。
1967年、ステーションワゴンタイプの「FJ55V」が登場、北米で「ムース(へら鹿)」という愛称を与えられたスタイリングは、ランドクルーザーとして初めて工業デザイナーによってデザインされた。
「ヨンマル」「フォーティ」などの愛称で親しまれた40系、1960年から1984年まで24年間にわたり販売されたロングセラーモデルである。
新型トヨタ『ランドクルーザー』は定評のある走破性をさらに高めるために、シャシー性能から4WDシステム、電子制御デバイスまで大幅な性能アップを果たしている。
新型トヨタ『ランドクルーザー』の4.7リットルのV8エンジンは従来型の改良版ではあるが、先代に比べて53psもパワーアップした288psを実現している。
トヨタ『ジープBJ』が登場してから3年後の1954年、「ジープ」という名称が米国ウイリス・オーバーランド社の商標権に抵触することが判明し、名称を変更する必要性に迫られた。
新型トヨタ『ランドクルーザー』の魅力のひとつが進化したパッケージングだ。先代同様に3列シートで8人乗りという設定だが、室内の快適性は大幅に増している。
アイシン・エーアイは、トヨタ自動車が発売した新型『ランドクルーザー』向けの高容量FR用トランスファ「TN2」の生産を開始したと発表した。
1950年に設立された警察予備隊(現自衛隊)から、ジープ型四輪駆動車の開発要請を受け、翌年の1951年8月1日、ランドクルーザーの原型トヨタ『ジープBJ』は誕生した。
新型トヨタ『ランドクルーザー』のインテリアは、4WDとしての機能性を向上させながらも、質感を大幅に高めている。ナビや空調、オーディオ類はゾーンごとに機能的に配置され操作性をアップしている。
新型トヨタ『ランドクルーザー』のインテリアについて、デザイン開発担当のトヨタ車体デザイン部長の大槻唯夫さんは、「機械のようなデザインではない、リブなど“ごつごつ”としたデザインではない方法で、四駆を表現した」とコメント。
トヨタは、『ランドクルーザー』をフルモデルチェンジし、18日より発売した。
トヨタ『ランドクルーザー』は、あらゆる環境下で走行できる走破性や耐久性を売りに、100の国と地域で展開されている。そんなグローバルカーの新型は、日本国外でのテーマカラーとして「ゴールドマイカメタリック」を設定。