セダン人気を牽引するトヨタ『クラウン』は、メーカー系のカスタムカーが「東京オートサロン」(14−16日、幕張メッセで開催)を飾った。また一部の独立系ショップでは、輸入車ベースのVIPカーに勝るとも劣らないカスタムも見られた。
日本流行色協会(理事長=馬場彰・オンワード樫山会長)の「オートカラーアウォード2005」の最終審査会が鎌倉市にある鎌倉プリンスホテルで行われ、グランプリにトヨタ自動車の『クラウンマジェスタ』(プレミアムシルバーパール)を選定した。
日本流行色協会は、オートカラーアワード2005を開催し、トヨタ自動車の『クラウンマジェスタ』のプレミアムシルバーパールがグランプリを受賞したと発表した。
日本自動車殿堂は、2005カーオブザイヤーとしてトヨタ自動車の『クラウン』『クラウンマジェスタ』を選定した。
『クラウンマジェスタ』は、『セルシオ』がレクサス店に移管した後には、トヨタ車としてトップの座に位置するクルマとなる。トヨタ最高を約束されたクルマだからこそ、様々なハイテクを盛り込んでいる。
トヨタ『クラウンマジェスタ』には、世界初の採用となる「低速追従モード」付きのレーダークルーズコントロールがオプション設定されている。車間維持だけではなく、ブレーキ操作まで行ってくれるものだ。
今回のモデルチェンジで『クラウン・マジェスタ』(5日発表)は、レクサスブランドに移行する『セルシオ』(移行と同時にモデルチェンジ、車名は『LS』になる)をもライバルに迎えることになる。
5日、トヨタは上級サルーンの新型『クラウン・マジェスタ』を発売した。日産は昨年秋の東京モーターショーで上級サルーンコンセプト『FUGA』を発表、今年4月のニューヨークモーターショーでは新型ホンダ『レジェンド』が予告された。この秋には新世代高級セダン3車が市場でぶつかる!!
TRDは、新型トヨタ『クラウン・マジェスタ』用に、ハイレスポンスマフラー、19インチアルミホイール、リヤスポイラーの3点を発売した。
トヨタ『クラウン・マジェスタ』(5日発表)は他のクラウンシリーズ同様スポーティなデザインを意識してはいるが、それでもやはり、トヨタのトップモデルとして重視されているのは、高級車としての存在感だ。
「ロイヤル」、「アスリート」とは別のクラスとなり、トヨタブランドの頂点に君臨する『クラウン・マジェスタ』(5日発表)。しかしマジェスタはクラウンシリーズの最上級モデルながら、スポーティさも売り物にしているのだ。
同じ『クラウン』の名を冠しながら、「ロイヤル」、「アスリート」とは明らかに別のクラスと位置づけられ、トヨタブランドの頂点に君臨する「マジェスタ」(5日発表)。それはディテールを観察することで納得することができる。
開発を担当した常務役員エグゼクティブチーフエンジニアの加藤光久氏は、『クラウンマジェスタ』について「最初の5mでわかる」と新型の出来具合に自信を見せた。
商品開発本部で製品企画を担当する岡田圭一郎氏は、『クラウンマジェスタ』のライバルについて「輸入車」と答えた。
2005年のレクサスブランドの展開とともに、現在の『セルシオ』が“トヨタ”ブランドではなくなる。そのため、『クラウンマジェスタ』が最上級車を役を担うこととなるのだが、販売は『クラウン』と同じトヨタ店(東京・大阪地区は除く)のみとなる。