BMWモトラッド、第三の「Mモデル」はロングツアラーの『M1000XR』…東京モーターサイクルショー2024

BMW M1000XR(東京モーターサイクルショー2024)
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BMW謹製のハイパフォーマンス車といえば「Mモデル」だ。『M3』や『M5』といったモータースポーツ由来の技術を取り入れた高性能な四輪車として知られるが、近年はバイクにもこの「M」が取り入れられ、ブランドを築きつつある。「東京モーターサイクルショー2024」で日本初公開となった『M1000XR』は、BMWモトラッドとして第3のMモデルとなる。

『S1000XR』と『S1000RR』をベースに、長距離スポーツバイクに求められる性能を追求しチューニング。ワインディング、サーキット、ロングツーリングなど、様々な状況でのライディングダイナミクスを実現しているのが特徴。

BMW M1000XR(東京モーターサイクルショー2024)BMW M1000XR(東京モーターサイクルショー2024)

バルブのリフト量とタイミングを変化させるBMW の「シフトカム」テクノロジーを採用した直列4気筒ガソリンエンジンは、出力201ps。4速、5速、6速のギアがS1000XRよりもショートレシオになったことで、後輪のトラクションや加速力が向上している。

重量223kgという軽量設計で、サスペンションテクノロジーやエアロダイナミクスも最適化。サーキットでのさらなるラップタイム短縮と高速走行時の安定性を実現するため、フロントサイドパネルにMウィングレットを装着している。ほか、可変インテークファンネル、6軸センサーボックス付きダイナミックトラクションコントロール(DTC)、シフトアシスタントプロ、Mブレーキなどを装備する。

価格は327万9000円から。

《レスポンス編集部》

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