ホンダの二輪部門は、大型プレミアムツアラーの『ゴールドウイング』(Honda Gold Wing)の2024年モデルを11月、米国市場で発売する。現地ベース価格は、2万4700ドル(約371万円)と発表されている。
ゴールドウイングは、1975年に米国で『ゴールドウイングGL1000』を発売して以来、40年以上にわたりホンダのフラッグシップモデルとして進化してきた。2018年1月に登場した現行型は、6世代目モデルだ。モーターサイクルの原点に立ち返り、快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するホンダ独自の二輪車用ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションをはじめ、軽量コンパクトな新設計エンジンや車体も採用している。
ゴールドウイングの2024年モデルには、大胆な新色として、マットアーマードグリーンメタリックを新設定した。Apple 「CarPlay」やグーグル「Android Auto」にも対応している。
パワートレインには、排気量1833ccの水平対向6気筒ガソリンエンジンを搭載する。低回転域でのトルクフルな特性により、ゆったりとしたクルーズ性能とダイナミックな加速性能を実現した、と自負する。
トランスミッションは、6速マニュアル、または7速デュアルクラッチ「DCT」を組み合わせた。DCTには、微速前後進機能を採用するなど、扱いやすさを追求している。