ホンダは、8月6日に決勝レースが行われる「2023 FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会(鈴鹿8耐)」に参戦する主なホンダチームの体制を決定した。
昨年ホンダに8年ぶりの優勝をもたらした「チームHRC」は、今年もホンダのワークスチームとして『CBR1000RR-RファイヤーブレードSP』をベースとしたワークスマシンで参戦する。今年はFIMスーパーバイク世界選手権(WSBK)のライダーのイケル・レクオーナ選手とチャビ・ビエルゲ選手に加え、MFJ全日本ロードレース選手権ST1000クラス(ST1000)に活躍している高橋巧選手も参戦。高橋選手は昨年の優勝ライダーであり、連覇をすれば通算5回目の優勝となり、鈴鹿8耐の最多勝に並ぶ。
2022年のEWCシリーズチャンピオンを獲得した「F.C.C. TSRホンダ フランス」は、レギュラーライダーのジョシュ・フック選手、マイク・ディ・メリオ選手、アラン・テシェ選手の3名で参戦。今シーズンは開幕戦のルマン24時レースで優勝し、現在ポイントランキングでは首位と1ポイント差の2位(第2戦終了時)につけており、シリーズチャンピオン連覇に向け、より多くのポイント獲得を目指していく。
「SDGホンダレーシング」は、MFJ全日本ロードレース選手権JSB1000クラス(JSB1000)参戦中の名越哲平選手に加え、昨年に引き続きスペインスーパーバイク選手権(ESBK)に参戦している浦本修充選手と、今シーズンST1000クラスに参戦している國井勇輝選手が加わり、この3名体制で新たに参戦する。
FIMアジアロードレース選手権アジア スーパーバイク1000クラス(ASB1000)に参戦中の「ホンダ アジア-ドリームレーシング with SHOWA」からは、モハメド・ザクワン・ビン・ザイディ選手と、アンディ・ファリド・イズディハール選手に加え、FIMアジアロードレース選手権スーパースポーツ600クラス(ASS600)に参戦しているナカリン・アティラプワパ選手との3名体制になる。