レクサスは6月9日、クロスオーバーSUV『GX』新型を発表、よりワイルドなルックスの「オーバートレイル」仕様も公開されたが、さらにアクティブな冒険を楽しむ「オーバーランディング」の投入が噂されている。
「オーバーランディング」仕様は、米国でも人気を博しており、SEMAショーでは、トヨタのピックアップトラック「タコマ オーバーランディング・コンセプト」など多くの国産モデルも続々と公開されている。
予想CGは、ベースモデルから黒いプラスチックコンポーネントを継承、サスペンションを大幅にリフトアップし、BFグッドリッチタイヤを装着している。またルーフに拡張翼を備えた折りたたみ式テントを装備、フロントエンドにはウインチと追加のLEDライトを備えた新しいフロントバンパーのほか、ルーフにはライトバーを装着している。
リアエンドでは、別のウインチを備えているが、通常の2024年式 GXと差別化する最大のポイントはオレンジのボディカラーだろう。
GX新型は、「GA-F」ボディオンフレームプラットフォームを採用、フロントにダブルウィッシュボーンサスペンション、リアにマルチリンクセットアップを備えているほか、オプションでアクティブダンパーを備えたアダプティブバリアブルサスペンションも提供している。
パワートレインは、最高出力349psを発揮する3.4リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、10速オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、最大8,000ポンド(3,628kg)の牽引が可能となっている。
GXオーバーランディングが導入されれば、33インチタイヤ、ロック式リアディファレンシャル、追加のアンダープロテクターなども予想され、その期待は高まる。