リチウムイオン電池採用の4代目…プリウスの歴史を振り返る Part 5(2014~15年)

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過去の『レスポンス』の記事でトヨタ『プリウス』の歴史を振り返っていこう。プリウスは1997年に発売された世界初の量産ハイブリッド乗用車だ。

燃費性能の高さとエコを訴求する時代への適合から徐々に評価が高まり、大人気車種へと成長していった。1999年に日本初の自動車専門ウェブメディアとしてスタートした『レスポンス』(当初は『オートアスキー』)は、20年以上に渡ってプリウスのニュースや試乗記、技術やデザインなどの取材記事をお伝えしてきた。

今回は2014年から2015年だ。2015年は、リチウムイオン電池を採用した4代目プリウスが登場した。


2014年のプリウスの記事


新車登録車販売ランキング、アクア が プリウス のV5を阻止…2013年車名別

日本自動車販売協会連合会が発表した2013年(1-12月)の乗用車系車名別販売台数ランキングによると、トヨタ『アクア』が前年比1.6%減ながら、26万2367台で初のトップとなった。
https://response.jp/article/2014/01/09/214437.html


カーシェアユーザー、好きなクルマ1位は プリウス…カレコ調べ

カーシェアリング・ジャパン(CSJ)は、同社が運営するカーシェアリング・サービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」の個人会員を対象にユーザーアンケートを実施。その結果を発表した。
https://response.jp/article/2014/01/23/215591.html



2013年の米国ハイブリッド車販売、プリウス シリーズが制す…0.9%の微増

トヨタ自動車、ホンダ、フォードモーター。米国でハイブリッド乗用車をラインナップしている主要3社に関して、2013年のハイブリッド車販売実績がまとまった。
https://response.jp/article/2014/01/24/215685.html



2013年の米 PHV 販売、シボレー ボルト が制す…プリウス に9500台の差

トヨタ自動車が2012年4月、米国での納車を開始した『プリウスPHV』。一方、GMが2010年末に発売したプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』。両車を中心にした米国における2013年のPHVの販売結果がまとまった。
https://response.jp/article/2014/01/28/215914.html


【リコール】トヨタ プリウス 99万台、ハイブリッドシステムに不具合

トヨタ自動車は2月12日、『プリウス』の電気装置(パワーマネジメントコントロールコンピュータ、モータ・ジェネレータコントロールコンピュータ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
https://response.jp/article/2014/02/12/217043.html


【新聞ウォッチ】最高益決算で「持続的成長」を訴える豊田社長とベスト10から消えたプリウス

トヨタ自動車が発表した2014年3月期決算連結決算は純利益が1兆8231億円と前期に比べて89%増えて,6期ぶりに最高益を更新。円安効果が9000億円もあるとはいえ、快走ぶりが鮮明になった。
https://response.jp/article/2014/05/09/222800.html



トヨタ プリウス PHV、燃費247km/リットルの新記録

トヨタ自動車を代表するエコカー、『プリウスPHV』。同車が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、新たな記録を打ち立てたことが分かった。
https://response.jp/article/2014/07/16/227844.html


トヨタ プリウス に米国で特別モデル、「ペルソナ」…2年ぶり2度目の設定

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は7月30日、2015年モデルの『プリウス』に「ペルソナ」を設定すると発表した。ペルソナは、プリウスの米国向け特別仕様車。2012年秋に続いて、2度目のラインナップとなる。
https://response.jp/article/2014/08/01/229009.html


トヨタ、プリウスPHV と プリウス特別仕様車にゴールド加飾をオプション設定

トヨタ自動車は、『プリウスPHV』にオプションを追加するとともに、プリウスに特別仕様車を設定し、8月1日より販売を開始した。
https://response.jp/article/2014/08/01/229057.html



トヨタ プリウス PHV、独ニュルブルクリンクで燃費247km/リットルを達成[動画]

トヨタ自動車を代表するエコカー、『プリウスPHV』。ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、燃費記録を打ち立てた際の映像が、ネット上で公開されている。
https://response.jp/article/2014/08/09/229648.html



BBQも楽勝…プリウス PHV で火を使わない「エレクトリックキャンプ」を体験してみた

 トヨタ自動車の『プリウスPHV(プラグインハイブリッド)』の電気供給機能をキャンプ場で使用する、「エレクトリックキャンプ」一般向け体験ツアーが、8月30日、31日に群馬県で開催された。
https://response.jp/article/2014/09/02/231408.html



【新聞ウォッチ】トヨタ”原油安”ショック!! 北米で「プリウス」離れ加速

トヨタ自動車は2015年1~3月の国内での自動車の生産を減らす方針だという。原油価格の下落を受けて北米市場でガソリン車の人気が相対的に高まり、燃費の良さが特徴のプリウスの販売が振るわないためだ。
https://response.jp/article/2014/12/03/238838.html


2015年のプリウスの記事



トヨタ プリウスPHV、価格引き下げ…補助金適用で283万円から

トヨタ自動車は、『プリウスPHV』を一部改良したほか、価格の引き下げを行い、6月29日に発売した。
https://response.jp/article/2015/06/29/254478.html



トヨタ プリウス新型、初公開…4世代目が登場

トヨタ自動車は9月9日13時(日本時間)、米国ラスベガスにおいて、新型『プリウス』を初公開した。
https://response.jp/article/2015/09/09/259704.html



トヨタ プリウス 新型、ついに出た! 公式写真 全34枚

トヨタ自動車は9月9日13時(日本時間)、米国ラスベガスにおいて、新型『プリウス』を世界初公開した。北米モデルの公式写真、全34枚を入手したので紹介する。
https://response.jp/article/2015/09/10/259792.html



トヨタ プリウス 新型、欧州仕様の画像を初公開…フランクフルトで実車を披露

トヨタ自動車の欧州法人、欧州トヨタは9月9日、新型『プリウス』の欧州仕様車の画像を公開した。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15において、モーターショーデビューを飾る。
https://response.jp/article/2015/09/14/259990.html



【フランクフルトモーターショー15】トヨタ プリウス 新型…日本に先駆け初披露[詳細画像]

新型『プリウス』に搭載されるハイブリッドシステムは、トヨタが次世代と呼ぶもの。より扱いやすく、運転のしやすいハイブリッドシステムを目指して開発された。新世代のハイブリッドシステムは、現行型よりも軽量コンパクト化。
https://response.jp/article/2015/09/26/260764.html



【トヨタ プリウス 新型】4WDモデルを初設定…日本市場専用仕様で投入へ

トヨタ自動車が12月に発売を予定している新型『プリウス』には、日本専用仕様として4輪駆動モデルが初設定される。
https://response.jp/article/2015/10/13/261969.html



【トヨタ プリウス 新型】「Cd値0.24」を実現…ルーフピークの前出しやグリルシャッターも

トヨタ自動車が12月に発売を予定している新型『プリウス』はJC08モード燃費40km/リットルを目標に開発され、ハイブリッドシステムはもとより車両、エンジンなどあらゆる領域で改良が施されている。
https://response.jp/article/2015/10/13/261979.html



【トヨタ プリウス 新型】エントリー車も40km/リットルの最高燃費に

トヨタ自動車はこのほど、富士スピードウェイで新型『プリウス』プロトタイプの試乗取材会を開いた。新開発手法のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を初適用し、最高燃費が40km/リットルに達するなどすべての面で大幅刷新を図っている。
https://response.jp/article/2015/11/18/264485.html



【トヨタ プリウス 新型】豊島チーフエンジニア「2段階、3段階上げて、もっといいクルマに」

トヨタ自動車はこのほど、富士スピードウェイで新型『プリウス』プロトタイプの試乗取材会を開いた。会場で豊島浩二・製品企画本部チーフエンジニアは「すべての性能を1段階ではなく、2段階、3段階上げることにチャレンジした」と、開発プロセスを振り返った。
https://response.jp/article/2015/11/18/264487.html



【トヨタ プリウス 新型】現行モデルとの比較試乗で分かったこと

トヨタ自動車はこのほど、富士スピードウェイで新型『プリウス』プロトタイプの試乗取材会を開いた。試乗は現行モデルと新型を必ずセットで乗り、徹底比較するという方式だった。
https://response.jp/article/2015/11/18/264494.html


【トヨタ プリウス プロトタイプ 試乗】正常進化ではない、評価軸がいきなり高くなった仕上がり…岩貞るみこ

ついに1リットルあたり40kmを超えてきた『プリウス』である。その攻めの姿勢はデザインで十分に表現されている。
https://response.jp/article/2015/11/18/264496.html


【トヨタ プリウス プロトタイプ 試乗】その進化は誰もが実感できる…高山正寛

「きてますきてます!!」どこかのマジシャンじゃないけど、発売直前の4代目『プリウス(プロトタイプ)』に試乗したら自分の頭の中にこの言葉が降臨してきた。
https://response.jp/article/2015/11/18/264517.html



【トヨタ プリウス プロトタイプ 試乗】汚名返上、従来型からは想像できないハンドリング…大谷達也

JC08モード40km/リットルの目標燃費を掲げた4代目『プリウス』。そのプロトタイプ試乗会の会場となったのは、なんと富士スピードウェイのショートサーキットと構内路。彼らが世界一と標榜する燃費性能を確認するには、いかにも不似合いなシチュエーションだ。
https://response.jp/article/2015/11/19/264531.html


【SUPER GT 最終戦】ハイブリッドレーシングカー・プリウス、CR-Z がSUPER GT参戦終了を発表

2015年シーズンも終了し、来季への動向が気になるオフシーズンだが、GT300クラスでハイブリッドシステムを搭載し戦っていた、ホンダ『CR-Z GT』とトヨタ『PRIUS GT』の参戦終了が相次いで発表された。
https://response.jp/article/2015/11/21/264698.html

トヨタ プリウス 新型、米国仕様の燃費公表…量産乗用車で最高

トヨタ自動車が2015年12月、まずは日本国内で発売する新型『プリウス』。同車の米国仕様の燃費性能が公表された。
https://response.jp/article/2015/11/27/265047.html


【新聞ウォッチ】12月9日発売の新型 プリウス、国内予約受注すでに5万台超

トヨタ自動車が来週の12月9日に発売する新型『プリウス』の事前予約が好調で、すでに国内の受注台数が5万台を超えているという。きょうの日経が取り上げている。
https://response.jp/article/2015/11/30/265161.html



【トヨタ プリウス 新型】最高燃費は40.8km/リットル

トヨタ自動車は12月9日、主力ハイブリッド車(HV)の『プリウス』を6年7か月ぶりに全面改良して発売した。注目の燃費は最高で40.8km/リットル(JC08モード)となり、これまで最高だったトヨタ『アクア』とスズキ『アルト』の37.0km/リットルを上回った。
https://response.jp/article/2015/12/09/265789.html



【トヨタ プリウス 新型】加藤副社長「大きくカジを切る先駆けのクルマ」

トヨタ自動車は12月9日、主力ハイブリッド車(HV)の『プリウス』を6年7か月ぶりに全面改良して発売した。燃費は、最も良いグレードで40.8km/リットル(JC08モード)と、ガソリンエンジン搭載車では世界最高を確保した。
https://response.jp/article/2015/12/09/265809.html



【トヨタ プリウス 新型】事前受注すでに6万台、納車まで早くて3か月

トヨタ自動車は12月9日、主力ハイブリッド車(HV)の『プリウス』を6年7か月ぶりに全面改良して発売した。注目の燃費は最も良いグレードで40.8km/リットル(JC08モード)と、従来モデルより25%の大幅改善を図った。
https://response.jp/article/2015/12/09/265815.html



【トヨタ プリウス 新型】チーフエンジニア、燃費改善で「もう次のチャレンジを始めなければ」

トヨタ自動車は12月9日、『プリウス』をおよそ6年半ぶりに全面改良し、発売した。最高燃費は40.8km/リットルと世界トップレベル実現した。先代モデルからは25%超の燃費向上となる。
https://response.jp/article/2015/12/09/265822.html



【トヨタ プリウス 新型】メインカラーが「赤」や「ライムグリーン」になった理由とは

フルモデルチェンジしたトヨタ『プリウス』のボディカラーは、車両のキャラクターをアピールすべく、これまでのハイブリッド特有のカラーからの脱却が図られている。
https://response.jp/article/2015/12/10/265865.html



【トヨタ プリウス 新型】グレード、仕様に応じて2種類の電池を使い分け

トヨタ自動車は12月9日、『プリウス』をおよそ6年半ぶりに全面改良し、発売した。新型プリウスではグレードや仕様によってリチウムイオン電池とニッケル水素の2種類の電池を使い分けているのも特徴のひとつとなっている。
https://response.jp/article/2015/12/10/265871.html



【トヨタ プリウス 新型】新旧比較試乗、注目は燃費よりシャシー性能

12月9日にトヨタ自動車が発表した第4世代『プリウス』。発表会が行われたメガウェブ近くのミニコースで新旧両プリウスを乗り比べることができた。コースは600mで、タイトターン、パイロンスラローム、中速コーナー、クランク、悪路などで構成される。
https://response.jp/article/2015/12/10/265890.html


【トヨタ プリウス 新型】新ハイブリッドトランスミッションをアイシンAWと共同開発

アイシン・エィ・ダブリュは、トヨタ自動車と共同で新型『プリウス』向けのFF2モータハイブリッドトランスミッションを開発した。
https://response.jp/article/2015/12/10/265904.html


【トヨタ プリウス 新型】バッテリーの後席下移設で得たメリットとデメリット…新旧パッケージング比較 ラゲッジ編

新型『プリウス』は低重心パッケージを大きな特徴としている。それはラゲッジ部分にも言えることで、リヤスポイラーの位置を55mm低め、ラゲッジフロアは何と110mmも下がっている。
https://response.jp/article/2015/12/11/265970.html



【トヨタ プリウス 新型】クリアさを表現するのに苦労した「赤」

4代目になったトヨタ『プリウス』のボディカラーに、新たに開発した3色が導入された。
https://response.jp/article/2015/12/11/265975.html



【トヨタ プリウス 新型】デザインで積極的に選ばれるクルマをめざした

4代目となった新型トヨタ『プリウス』は、デザインが好きだから買ったといってもらえることを目標にデザインされた。
https://response.jp/article/2015/12/13/266078.html



【トヨタ プリウス 新型】低重心と視界向上を両立するデザイン

トヨタ新型『プリウス』のエクステリアは、新プラットフォームによる低重心なスポーティさ。空力性能をアイコニックに特徴付けした新しいトライアングルシルエット。そして、外から見ても視界が向上したことがわかる、という3つをデザインの狙いとした。
https://response.jp/article/2015/12/14/266146.html



【トヨタ プリウス 発表】日常空間として心地よく過ごせる内装に

新型トヨタ『プリウス』のインテリアは初代から続いている「表示系遠方・操作系手元配置」という、プリウスの培ってきた内装のDNAを踏まえデザインされている。
https://response.jp/article/2015/12/15/266232.html


プリウスの歴史を振り返る 連載一覧

初のフルモデルチェンジは2003年…プリウスの歴史を振り返る Part 1(1999年~2006年)
大幅進化した3代目…プリウスの歴史を振り返る Part 2(2007年~2009年)
国内累計100万台突破…プリウスの歴史を振り返る Part 3(2010年~2011年)
プリウスPHV販売開始…プリウスの歴史を振り返る Part 4(2012年~2013年)
リチウムイオン電池採用の4代目…プリウスの歴史を振り返る Part 5(2014年~2015年)
EV走行距離2倍の2代目プリウスPHV…プリウスの歴史を振り返る Part 6(2016年~2017年)
・エコカーを超えた5代目プリウス…プリウスの歴史を振り返る Part 7(2018年~2022年)

《根岸智幸》

編集者、ライター、メディアコンサルタント、ソフトウェアエンジニア 根岸智幸

ITと出版とオタクの何でも屋。グルメや女性誌や芸能やBLマンガもやりました。キャンギャルやコンパニオンの写真も撮ったりします。 ・インターネットアスキー編集長(1997-1999) ・アスキーPC Explorer編集長(2002-2004) ・東京グルメ/ライブドアグルメ企画開発運営(2000-2008) ・本が好き!企画開発運営(2008-2013) ・BWインディーズ企画運営(2015-2017) ・Webメディア運営&グロース(2017-) 【著書】 ・Twitter使いこなし術(2010) ・facebook使いこなし術(2011) ・ほんの1秒もムダなく片づく情報整理術の教科書(2015) など

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