フェラーリ世界販売が回復 日本は14%増と2桁増を維持 2021年

フェラーリ・ローマ
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  • フェラーリ SF90 ストラダーレ

フェラーリ(Ferrari)は2月2日、2021年の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は1万1155台。前年比は22.3%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

車種別の2021年の販売実績では、『F8トリブート』など、V型8気筒ガソリンエンジンを積むモデルが、前年比34.6%増と2年ぶりに増加した。新型車の『ローマ』やPHVスーパーカーの『SF90ストラダーレ』の納車が進んだ効果も表れた。

一方、V型12気筒ガソリンエンジン搭載車は、前年比16.1%減と2年連続で減少した。販売の主力は『812スーパーファスト』だ。

市場別の2021年の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年比14%増の5492台と回復した。南北アメリカは、前年比22%増の2831台と、3年ぶりに前年実績を上回った。中国(香港と台湾を含む)は、前年比97%増の899台とプラスに転じている。

中国を除いたアジア太平洋地域は、前年比27%増の1933台とプラスを維持した。このうち日本は、アジア太平洋地域で最多の1237台を登録し、前年比は14%増と2桁増を維持している。

《森脇稔》

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