アストンマーティンの赤字が拡大…新型コロナの影響 2020年上半期決算

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アストンマーティン(Aston Martin)は、2020年上半期(1~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は1億4600万ポンド(約202億円)。前年同期の4億0600万ポンドに対して、64%減と引き続き減少した。

また、上半期の最終損益は、1億5930万ポンド(約220億円)の赤字。前年同期の3890万ポンドの赤字から、赤字幅が拡大した。

赤字の拡大は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による新車販売の減少が要因。上半期の世界新車販売台数は895台で、前年同期比は63%減と大幅に減少した。市場別では、南北アメリカが60%減の280台、アジア太平洋が78%減の149台と後退した。欧州は61%減の191台、英国は51%減の275台。日本は上半期、98台を販売。前年同期比は42%減とマイナスに転じた。

アストンマーティンのローレンス・ストロール会長は、「バランスシートを強化し、流動性を改善するために、計画に沿ってコストベースを適切な規模に調整し、コンソーシアムや他の投資家から6億8800万ポンドの新しい資金を調達した」と述べている。

《森脇稔》

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